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- 廣井 勇 博士の足跡を辿る研修旅行を実施しました
9月28日から30日にかけて、平成28年度 廣井 勇 賞を受賞した学生6名が、廣井博士が築いた小樽築港を訪ねる北海道研修旅行を実施しました。
本研修旅行は同賞の副賞として贈られるもので、高知県出身の廣井博士の足跡を訪ね、その技術者精神を学ぶことを目的としています。
参加した学生は、国土交通省小樽港湾事務所を訪問し、廣井博士の功績や小樽築港に関する講義を受けるとともに、防波堤建設当時(1897-1908)から続くコンクリート耐久試験の見学などを行いました。
「建築から100年経つ防波堤を維持するために定期的にメンテナンスを行っているのか」「海水とコンクリートのどんな成分が反応してコンクリートを脆くするのか」などの具体的な質問がなされ、参加者それぞれが大きな刺激を受けている様子でした。
※廣井 勇 賞とは
高知県佐川町出身で日本の港湾工学の礎を築いたと言われる廣井勇博士の名を冠し、「学友を慈しみ熱き向学心を持ち、今後も学群又は学部のリーダーとして卒業までの間活動する意志を有する者」として、同級生および教職員から推挙された学士課程3年生に贈られるもの。
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