大都市圏への一極集中をテーマに国際シンポジウムを開催

9月11日～12日、東京大学本郷キャンパスで、本学発の国際学会「社会マネジメントシステム学会」の第12回シンポジウムを「The Rise of Mega Metropolitans: the challenges of super concentration of population/resources on sustainable and resilient society (一極集中～その弊害、防災、将来社会)」をテーマに開催しました。

文部科学省による21世紀COEプログラムの採択を機会に本学を基盤として設立された「社会マネジメントシステム学会」は、論文集の編纂とシンポジウムの開催を通じ、様々な分野の研究者・技術者の、国を超えた協働や情報交換を促進し、社会システムの改善に具体的に貢献することを目的としています。現在その活動は、本学地域連携機構の社会マネジメントシステム研究センターを中心に進められています。

会場では、大都市圏への人口や経済の集中がもたらす利点や課題を中心に66編の発表が行われた他、招待講演に京都大学都市社会工学専攻藤井聡教授、東京大学生産技術研究所沖大幹教授、チュラロンコン大学 Department of Urban and Regional Planning Dr. Apiwat Ratanawaraha, アジア開発銀行研究所吉野直行教授/Dr. KE Seetha Ram、中部大学総合工学研究所林良嗣教授の５名を迎え、国内外から集まった約100名の参加者が活発に意見交換を行いました。

シンポジウム翌日には、建設中の東京オリンピック・パラリンピック施設を巡り建設に関する説明を聞くテクニカルツアーも開催し、貴重な機会に日本人参加者も外国人参加者も大変満足していました。

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