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- 廣井勇博士が築いた小樽築港を訪ねる研修旅行を行いました
10月11日~13日、平成30年度 廣井勇賞を受賞した学生6名が、廣井勇博士が築いた小樽築港を訪ねる北海道研修旅行に参加しました。
廣井勇賞とは 、高知県佐川町出身で日本の港湾工学の礎を築いた廣井勇博士の名を冠した賞で、「学友を慈しみ熱き向学心を持ち、今後も学群のリーダーとして卒業までの間活動する意志を有する者」として、同級生および教職員から推挙された学士課程3年生に贈られるものです。
本研修旅行は同賞の副賞として、廣井勇博士の足跡を訪ね、その技術者精神を学ぶことを目的に実施しています。
参加した学生は、国土交通省小樽港湾事務所を訪問し、廣井勇博士の功績や小樽築港に関する講義を受けるとともに、併設する「おたるみなと資料館」にて防波堤工事に使用された設備の模型や実際の用具を見学しました。また、敷地内の倉庫に保管されているモルタルブリケット(長期耐久試験用)に実際に触れ、100年以上引き継がれている実験の重要さを体感しました。
施設の見学後は港湾業務艇「ひまわり」に乗船して、傾斜ブロック工法を採用し博士が建設に携わった小樽港北防波堤を間近に見学しました。小樽湾内は穏やかで防波堤に実際に上陸することもでき、役割を果たし続ける防波堤と、建設に携わった廣井勇博士の偉大さを参加者それぞれが身をもって感じていました。
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