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- 「高知県高等学校数学コンクール」の表彰式を執り行いました
11月12日、本学地域教育支援センターが主催する「2023年度 高知県高等学校数学コンクール」の表彰式が永国寺キャンパスで執り行われ、優れた解答を提出した高校生4名に対して蝶野 成臣学長より各賞を授与しました。
本コンクールは、高知県内の高等学校に在籍する生徒を対象に、数学的な見方、考え方および思考力を培うことを目的として実施しており、今回で10回目の開催となりました。出題にあたっては、本学と県内の高校教員が、様々な角度から解くことができるものや、発想力があればスムーズに解けるものなど、毎年趣向を凝らし作成しています。
表彰式当日は、各問題の出題者から解法についての解説も行われ、参加した生徒たちは様々なアプローチに熱心に聞き入っていました。
今年度の受賞者は昨年度と同じ面々ではあったものの、順位の変動があり、受賞者4名が互いに切磋琢磨している様子がうかがえました。
最優秀賞を受賞した西村 直哉さんは「去年は奨励賞という悔しい思いをしたので、今年はそれを上回る成績を残すことができて嬉しく思います」と受賞の喜びを語るとともに、「来年は今回学んだことやミスをしないことを心掛けて、国際数学オリンピックの日本代表になることを目指します」と頼もしい発言もありました。
最後に、蝶野学長からは「数学は論理的思考力を鍛えるのに最適な学問であり、数学を通して磨かれた論理的思考は分かりやすい説明、相手を納得させるための話術にもつながります。また、国際会議では英語の説明が不十分であっても数式によって聴衆が理解してくれるので、数学は世界共通の言語だと感じることがこれまでも沢山ありました。数学コンクールに参加された皆さんが、これからも数学になんらかの形で関わる道を歩んでくれると大変嬉しいです」と激励の言葉が送られました。
表彰式終了後も、会場では数学コンクールに参加した高校生同士で熱心に数学の論議が繰り広げられ、学ぶことの楽しさが伝わってきました。
受賞者
■最優秀賞 西村 直哉さん(土佐高等学校 2年)
■優秀賞 堀内 種里さん(土佐高等学校 2年)
■奨励賞 金子 明弘さん(土佐高等学校 2年)・中野 裕斗さん(高知小津高等学校 2年)
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