地域教育支援センターの取り組み
明日の学校教育を地域と共に創る
グローバル化、情報化、技術革新などの社会の急激な変化に柔軟に対応でき、新しい未来を主体的に切り開いていける若者を育成することは急務。これに対応できる学校教育を実現するため、地域の学校や教育機関との協働により、高度な教育実践の方法を開発する。
ビジョン:「学びあふれる新しい高知県づくり」
- ○高知の子どもたちに学ぶ楽しさを伝えたい
- ○県民が学び続ける風土づくり
地域教育支援センターの活動内容はこちらからご覧ください
各学群の代表によって構成された、地域教育支援・連携業務の企画、運営、評価・検証を行う全学組織で、主に、以下のような活動を行なっています(一部は高知県教育委員会との連携協定に基づいた活動)。
①児童生徒の教育指導 (訪問教育、科学教室の実施などによる大学の教育・研究の成果の普及)
②地域教育に関わる学生団体支援(地域教育支援活動を通じた学生の学びと成長)
③新しい教育手法の研究と提案 (アクティブ・ラーニングなどの新しい教育手法に関する研究)
④高知工科大を中核とした学園都市づくり (地域における高等教育の新しい役割の創造)
⑤教育実践に関する共同研究(個別の学校との共同研究や支援)
⑥学校教育の高度化支援(数学コンクールの開催、研究発表会や英語スピーチ・ディベートコンテスト等の共催など、教科教育の高度化等に関する支援)
ブルーバード訪問教育
平成10年度から実施している高知県下の小・中・高等学校への訪問教育「ブルーバード訪問教育」は、最先端の科学技術に触れることで、児童・生徒の学習意欲を刺激することを目的としています。
高等学校数学コンクール
高知県高等学校数学コンクールとは、高知県内の高等学校に在籍する生徒で、数学に興味・関心を有する者を対象に、数学的な見方や考え方、および思考力を培うことを目的として、高等学校1、2年程度までの数学を範囲とした問題を生徒に解答してもらい、こうした取り組みを通して、各学校の学びが変化し、生徒ばかりでなく学校全体が活気づくことを期待しています。高知県教育委員会や高知県市町村教育委員会連合会の後援のもと、平成25年度から開始しました。応募者の中から優れた解答をした生徒に対し、表彰式で賞をそれぞれ授与します。
高等学校産業教育生徒研究会
高等学校産業教育生徒研究会は、高知県教育委員会主催の研究発表会で、産業教育を学ぶ高校生の課題研究などの研究成果をプレゼンし発表する場です。 生徒の主体的研究活動を活性化し、産業教育の振興を図るとともに、生徒のプレゼンテーション能力の向上のための取組みとして開催され、歴史ある産業教育の一大イベントです。高知工科大学では優れた発表に対し、高知工科大学学長賞を授与しています。
活動内容(2)教育実践に関する共同研究
個別の学校との共同研究や支援
連携教育・連携研究では、学校の先生と高知工科大学教員が連携・協力した学習指導や特別活動等を行うことによって、児童・生徒の興味・関心を高め、 これまで以上に児童・生徒の可能性を引き出すことを期待しています。
本学は、高等学校との連携を主としており、高校生が大学で実験等を行う大学訪問や大学教員が出向いて授業をする訪問教育、 具体的なテーマを設定し実施する共同研究など、様々な取り組みを行っています。
小津高等学校
文部科学省「スーパー・サイエンス・ハイスクール」の研究に対する支援。 同校の開設講座の実施や高高度発光現象スプライトの同時観測のためのSSHコンソーシアムへの支援などを行っています。
山田高等学校
探究型学習や英語アドバンスト講座の開発などに協力しています。
土佐塾中・高等学校
JST「サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト」の支援を行っています。 H24年度より、中学生に対する取り組み"サイエンス教育"に賛同し、支援しています。
活動内容(3)学校教育心理 長期調査研究
学校教育の改善と効果的な教育実践のあり方を探ることを目的として、児童生徒の成長に関する長期調査研究を行います。(担当 鈴木高志准教授)
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高知工科大学 研究連携部 社会連携課
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Tel.
0887-57-2743
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Fax.
0887-53-9064
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Mail.
org@ml.kochi-tech.ac.jp
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