2024.2.27在学生・保護者 / 学生生活 / 学群・大学院

岡山 蒼衣さんがビジネスプランコンテスト「Kochi Start-up Pitch」で優秀賞を受賞

2月10日に開催された、高知県主催のビジネスプランコンテスト「Kochi Start-up Pitch」において、岡山 蒼衣さん(情報学群2年・徳島県立富岡東高等学校出身)が学生部門で優秀賞を受賞しました。

同コンテストは、高知県の課題解決や地域資源の活用につながるビジネスプランを募集するものです。書類選考を経て最終審査に残った12名は、スタートアップ等の起業家や投資家などの審査員に対し、自らの事業計画をプレゼンテーションしました。

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心肺停止した人の生存確率を大幅にアップさせるAED。しかし、その使用率はわずか4.1%に留まるとのこと。
岡山さんは、自動車学校で受けた救命措置講習をきっかけに、音声ガイダンスのみの従来のAEDでは、実際に応急処置が必要とされる場面での使用が難しいのではないかと考えました。そこで、対象者の体をスキャンし、胸骨圧迫部位やパッドの貼り付け場所を可視化するスマートグラスを発案。聴覚に加えて視覚にも訴えかけることで、AEDの使用を容易にします。

岡山さんのアイデアは、重要な社会課題に対する新しい視点からの提案であること、また、この課題自体が世界共通であり、「高知から日本全国へ、そして世界へ」を文字どおり実現する可能性がある点が評価され、今回の受賞に至りました。

受賞を受け、岡山さんは「高校生の頃から起業に興味があり、参加しました。今回も、多くの実業家の方々の意見を聞くことができ、非常に刺激を受けました。商品化に向けては、まだまだこれからですが、動き出さないと実現できません。今は、スマートグラスの前段階として、同じ機能を持つアプリの開発に友人とともに取り掛かっています。今後も、起業に向けて、必要な知識やスキルをどんどん吸収していきたいです」と語りました。

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