2025.6.19地域・一般 / 地域貢献 / 研究者・企業

香美市と連携協定を締結しました

6月5日、高知工科大学と香美市は連携に関する協定を締結しました。

本協定は、本学および香美市がこれまで行ってきた連携事業の成果を活かしながら、未来を担う若者が輝き、チャレンジ・活躍できる学園都市を形成すること、また、香美市の潜在力を活かして市民生活の向上に寄与することで、両者がともに発展することを目的としています。

★1E7A6995.jpg

本学と香美市は、平成25年4月1日に連携協力に関する協定を締結し、これまで観光案内アプリの開発や交通渋滞シミュレーションなど各種事業における相互連携を図ってきました。

今年4月、本学は、高知県をはじめとする地域が現在または将来的に抱える様々な課題に対して、専門性を活用して、地域の方々と共にイノベーションを創出し、共に対応していくことをめざして、地域連携機構を改組し、地域イノベーション共創機構を創設。
目的別に4ユニット15研究室・センターを設置し、これまでは研究資金等の30%を事務諸経費に充てていたところを、地域貢献に寄与する県内の自治体や企業等との共同研究等においては、より積極的かつ効率的に共創を促進するために事務諸経費をゼロとするなど、組織と制度の刷新を行いました。

このことを機に、本学と香美市の相互連携をさらに発展・深化させるため、香美市のまちづくりやビジョンづくりといった連携事項を加えた新たな協定を締結することとなりました。

★2S1A9446-3.jpg

(地域イノベーション共創機構を紹介する小廣副学長/地域イノベーション共創機構長)

★1E7A6987.jpg

(協定書に調印する依光市長(左)と蝶野学長(右))

依光 晃一郎市長は「本協定には、これまでの連携事項に加え、まちづくりやイノベーションの共創といった新たな視点が盛り込まれています。高知工科大学の持つ知見や若々しい活力を本市の発展につなげ、地域全体でイノベーションを創出し、活力ある香美市を築いていけるものと期待をしています」と話し、

蝶野 成臣学長は「香美市を含む高知県は、人口減少による人手不足や南海トラフ地震など、非常に厳しい現状におかれています。香美市の行政力と本学の専門力を連携させて、1+1を3にも4にも5にもというようなシナジー効果により、『住みたい香美市』『入学したい高知工科大学』と言われるよう、香美市と本学の発展を図っていきます」と語りました。

顕在化する多くの地域課題に対し、本学は、地域の方々と手を取り合いながら、これまで培ってきた専門性を活かして解決を図り、香美市をはじめ、社会へ貢献できるよう邁進してまいります。

RELATED POST

関連記事