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- 高知県中学高校英語弁論大会に高知工科大学長賞を授与
「第54回高知県教育文化祭・第78回高知県中学高校英語弁論大会」(主催:高知県教育文化祭運営協議会、土佐教育研究会外国語・外国語活動部会、高知県高等学校教育研究会英語部会)が高知県教育センターで開催されました。
同大会は、将来、国際社会で活躍しようとする中学生・高校生が、英語で自分の考えを発表することで英語学習へのモチベーションと英語力をさらに向上させるとともに、英語教育のグローバル化を促進するために実施されています。
本学は、県内の英語教育関係者との協働をより一層進めるために今大会を後援しており、特に優れたスピーチ、プレゼンテーションを行った中高生に「高知工科大学長賞」を授与しています。
中学校の部
11月8日に行われた中学校の「プレゼンテーション部門」では、説得力・情熱、内容、構成などの審査項目で特に優れた英語プレゼンテーションを披露した生徒1名に高知工科大学長賞を授与しました。
同部門は「SDGs達成のために私たちにできることを提案」または「自分が住んでいる町の魅力を世界に紹介」の2つのテーマから1つを選択する形式で実施されました。プレゼンターの皆さんは、創意工夫にあふれたカラフルなスライドを示し、身振り手振りも交えながら、約4分間の情熱あふれる英語プレゼンテーションを披露しました。
高知工科大学長賞を受賞した藤田 理功さん(高知県・私立土佐中学校)のプレゼンタイトルは "Stop Food Waste"。 食品ロスをなくすことが、SDGsゴールの達成につながるとして、スーパーマーケットでの聞き取り調査や家庭内での取り組みを中心に、自分たちにできることを提案しました。
共通教育教室の長﨑 政浩教授とGordon Bateson教授が審査員を務め、Bateson教授は「非常に素晴らしいプレゼンだった。もっと多くの中学生に英語プレゼンにチャレンジしてほしい」と激励の言葉を送りました。

高等学校の部
11月9日に行われた高等学校の部では、「プリペアード部門」を共通教育教室の山﨑 亜矢准教授が、「即興部門」を長﨑 政浩教授とPaul Daniels教授がの審査員を務めました。
「即興部門」は、学校生活や社会問題など身近なトピックについて即興で2分間の英語スピーチを行い、コミュニケーションへの意欲・態度、内容、英語デリバリー(話し方)の3つの項目で審査されます。
テーマは、"How can young people change the world?(若者はどうすれば社会を変えることができるか)"。参加者は3分間という短い準備時間でスピーチの内容を決め、2分間、一生懸命に英語でスピーチを披露しました。「もっと映画をみて、そこで描かれた世界から変革のヒントを掴もう」「SNSを使って世界中の若者と連帯してはどうか」といった提案がなされました。
Excellent Communicator賞を受賞した植田 英正さん(高知県立高知小津高等学校)は、「難しいテーマだったけど、自分の話したいことを楽しく話せた」と笑顔で語ってくれました。

閉会式では、Daniels教授が「即興で、しかも、外国語で話すことは、大変なストレス。大人だって簡単にできることではない。しかし、それに果敢に挑戦したことは素晴らしい。この経験は必ず皆さんの将来に役に立つはずです」と力強く参加者にエールを送りました。
高知工科大学長賞 受賞者
【中学校の部 プレゼンテーション部門】
藤田 理功さん(高知県・私立土佐中学校)
【高等学校の部 即興部門】
Excellent Communicator賞:植田 英正さん(高知県立高知小津高等学校)
Excellent Speaker賞:關 綾巴さん (高知県・私立土佐塾高等学校)
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