2026.4.28在学生・保護者 / 学群・大学院 / 研究

山岨 睦門さんが「第24回関西学生研究論文講演会」で優秀発表賞を受賞

山岨 睦門さん(当時:システム工学群4年/大阪府・私立履正社高等学校出身/指導教員:光計測工学研究室 田上 周路准教授)が、3月10日に開催された日本光学会 情報フォトニクス研究グループ主催の「第24回関西学生研究論文講演会」において、優秀発表賞を受賞しました。
同賞は、26件の発表中、山岨さんの発表を含む2件に贈られました。

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山岨さんの発表タイトルは、「音波と光を用いた植物水分状態の推定」。

農業において、植物にいつ、どの程度の水を与えるかは、収穫量やコストのほか、味の決め手となる重要な課題です。例えば、あえて水を控えて「乾燥ストレス」を与えることでトマトの糖度を高める手法がありますが、過度な乾燥は枯死を招くため、植物の水分状態を正確に把握する必要があります。

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そこで、これまでのような「土壌の水分量」による水管理ではなく、「植物そのものの水分状態」を非接触・非破壊で把握するため、山岨さんは、音波で植物の葉をわずかに振動させ、その揺れ方を光(LEDと検出器)で分析するという、これまでにない測定手法を構築しました。

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実験の結果、葉が乾燥して水分が減ると振動の周波数が高くなり、逆に水やりをすると水分量が増えて一時的に周波数が低くなることが明らかとなり、24時間連続で「葉の水分状態」を可視化することに成功しました。

今回の受賞を受けて、山岨さんは「このたびは、このような賞をいただき、大変光栄に思います。ご指導いただいた田上先生をはじめ、支えてくださった先輩方、後輩の皆さんに心より感謝申し上げます。今後も研究に励み、現地での測定の実現と、実際の植物育成への貢献を目指して努力していきたいと思います 」と語りました。

4月から修士課程に進学した山岨さんは、この研究をさらに発展させていく予定です。

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