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- コンサート「心に響く音楽の調べ ~日本を代表する若き演奏家による華やかな共演~…
9月11日、香美キャンパス講堂において、コンサート「心に響く音楽の調べ ~日本を代表する若き演奏家による華やかな共演~」を開催しました。 本コンサートは、佐野 靖東京藝術大学 名誉教授(高知工科大学 非常勤講師)が担当する夏期集中講義「音楽文化論-人間・音楽・教育のかかわり-」の一環として開催したもので、受講学生に加え、地域の皆さまにも公開されました。今回で16回目の開催となり、東京藝術大学を卒業した、または在籍中の、渡邊 さくらさん(ピアノ)、河井 勇人さん(ヴァイオリン)、遠藤 咲季子さん(箏)、山下 靖喬さん(津軽三味線)の4名の若手演奏家を迎えました。

コンサートに先立ち、午前の授業では出演者によるショートレクチャーが行われました。レクチャーでは、それぞれが音楽を始めたきっかけやこれまでの歩み、海外での学びや活動、楽器の特徴や歴史などについて紹介。渡邊さんはイタリアでの経験やショパンへの思いについて、河井さんはドイツでの学びやヴァイオリンの魅力について語りました。また、遠藤さんは箏の構造や日本音楽特有の「間」の感覚を紹介し、山下さんは津軽三味線の歴史やさまざまなジャンルに広がる魅力を解説しました。受講した学生は、演奏家の人生や音楽との向き合い方、伝統音楽やクラシック音楽の文化的背景について学び、午後の演奏会に向けて理解を深めました。


コンサートでは、箏による「箏のためのアラベスク」「花のように」、津軽三味線による「津軽あいや節」「津軽じょんがら節」、ピアノによる「幻想即興曲」、ヴァイオリンによる「夏の名残のバラ」が披露されたほか、ピアノとヴァイオリンによるデュオ演奏も行われました。また、箏と津軽三味線の共演も披露され、多彩な音色が講堂いっぱいに響き渡りました。
曲間には佐野先生と出演者によるトークも行われ、ピアノ奏者の渡邊さんはショパンについて「心にすっと入ってきて、心が落ち着く」、と演奏家それぞれが作品への思いや楽器の魅力などを語りました。また、津軽三味線の奏法の解説や実演も行われ、その力強い音色と巧みな演奏技術に会場から大きな拍手が送られました。


受講後には、「午前中のレクチャーでは、出演者の皆さんがそれぞれの環境の中で音楽と向き合ってきたことが印象に残りました。津軽三味線の山下さんのお話は興味深く、日本の伝統音楽だけでなく、さまざまなジャンルの音楽を演奏できることを知りました。コンサートでは、演奏の様子を間近で見ることができ、指の動きの速さに驚きました。特にヴァイオリンの河井さんの演奏は、一人で演奏しているとは思えないほど壮大な響きが印象的でした。大学入学後は音楽に触れる機会が少なかったので、この授業を履修して本当に良かったと感じました」といった感想が寄せられました。
音楽が持つ表現の豊かさや文化的背景に触れる貴重な機会となりました。


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