2009.6.10在学生・保護者
新潟「大地の芸術祭」に本学大学院生・卒業生の作品が採用される
大地の芸術祭は、越後妻有地域(新潟県十日町市+津南町)の里山を舞台に3年に1度開催される世界最大級の国際芸術祭です。地域に内在するさまざまな価値を、アートを媒介として掘り起こし、その魅力を高め、世界に発信し、地域再生の道筋を築いていくことを目指す「越後妻有アートネックレス整備事業」の成果の3年ごとの発表の場として、2000年のスタート以来、2003年、2006年と、今までに3回開催されています。現在、2009年の第4回(7月26日〜9月13日)に向けた準備が進められています。このたび、7月より開催される第4回に先がけ、展示作品のプロポーザルコンペがあり、応募総数約620点の中から、本学大学院修士課程社会システム工学コース2年の南部裕香さんと本学卒業生の粟飯原典央さんの共同作品が選ばれました。2人の名前は「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009 参加アーティスト」として、ホームページ上で紹介されています。作品は越後妻有の名産である魚沼産コシヒカリに着目し、お土産としての新しいお米のパッケージをデザインしたものです。作品名は「ツマリコメ」。この作品には、お米一粒一粒の大切さを伝えたいという想いが込められています。「ツマリコメ」はお土産として、まつだい農舞台にて大地の芸術祭の開催期間中はもちろん、終了後も販売されます。また、作品に合わせた展示スペースの設置を十日町市滝沢に計画しており、このGWにも現地へ行き,研究室のメンバーにも協力してもらい、準備を進めていたとのことです。新潟にお立ち寄りの際には、ぜひ足を運んでみてください。