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2016.11.29地域貢献
第21回地域連携カフェを開催しました
地域連携機構では、平成23年度より「地域連携カフェ」を開催しています。
同機構では、県や地方自治体の公共政策に直接関わっている方や、地域活性化に活躍されている学内外の方を講師としてお招きし、参加者のみなさまと意見交換ができる場を目指しています。
第21回目となる今回は、高知県三原村役場の高添 信行参事をお招きし開催しました。
「日本一の青果ゆず産地を目指して」をテーマとした講演では"三原村ゆず産地化計画"として、三原村が主導となり設立した農業公社のユズ集荷・出荷施設などの設備、新規就農者を迎えるための住居の用意・移住促進などが紹介されました。
講演後は、今後の展開について、多くの質問が寄せられました。
質問に対しては、6次産業化ではなく青果としての出荷に力を入れ、安定した品質の青果を産出していくことを目指していることや、ユズだけに頼るのではなく、ユズの農閑期に他の作物も生産する複合農業、近隣市町村からの雇用促進による人材確保など、三原村が目指す「三世代が安心して暮らせる村作り」に向けての見通しが示されました。
いくつかの懸案事項もありましたが、木の成長のように成果を得るには10年20年とかかるため、長期的な視野で三原村の今後の発展を期待しつつ、有意義な意見交換の場とすることができました。
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