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- 研究成果をまとめた「高知県有用植物ガイドブック」が一般販売されます
地域連携機構 補完薬用資源学研究室 渡邊 高志 室長の研究グループは、平成22年度以来、地域連携機構の植物資源戦略の一環として、高知県の有用植物を全域にわたって精力的に調査してきました。
その成果として、有用性の観点から選抜した植物354種について、豊富な写真と詳細な解説を加えたガイドブックを一昨年に刊行し、県内の図書館、関係施設に無料で配布しました。その後の反響は大きく、「購入したい」「ぜひ発売して欲しい」と、本書の購入を希望されるお声が引き続き多数寄せられたため、このたび正式に発売することとしました。
本書は、西部の高岡郡梼原町、中部の香美市香北町谷相、東部の室戸市での植物調査をもとに、その周辺の身近な野草・薬草などを選び、さらに各地に自生する植物に関する言い伝えや食経験などをコラムにまとめ収載しました。うち187種は救荒植物で、古くから凶作の折に役立てられ、災害の際に役立つ食料として知っておくとよいものです。 渡邊室長は「高知の豊かな自然と植物の魅力を再発見し、あらためて『植物の力』を感じてほしい」と語っています。
発売予定日 :平成28年12月20日(火)
印刷・発売元:株式会社 高知新聞総合印刷
※高知県内の主な書店で販売。後日インターネットのAmazonでの購入も可能になるとのことです。
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