2016.12.20研究 / 研究者・企業

「日本機械学会 流体工学部門講演会」で最高峰の若手優秀講演フェロー賞を受賞

11月12日〜13日、山口大学宇部キャンパスで開催された「日本機械学会 第94期 流体工学部門 講演会」において、大学院修士課程 知能機械システム工学コース1年 松田 琳子さん(指導教員:システム工学群 流体工学研究室 蝶野 成臣教授、辻 知宏教授)が、同講演会の最高峰の賞である若手優秀講演フェロー賞を受賞しました。

同講演会では、全国の若手研究者が多数応募した中から、約20人が書類選考を通過。松田さんは「液晶流を利用した無定形アクチュエータ」のテーマで、液晶流動を用いた非常に柔軟性の高いマイクロ駆動装置の開発を目指し、鉛直および水平方向の電界が、マイクロサイズの液晶滴の駆動に及ぼす影響について明らかにした内容を口答発表し、同講演会の最優秀プレゼンテーションに選ばれました。

液晶マイクロアクチュエータ(駆動装置)は、非常に高い柔軟性を持つことから、医療分野において、血管を介して患部に薬を与える治療法であるドラッグデリバリーシステム等への応用が期待できます。 受賞した松田さんは「日頃の先生からのご指導のお蔭で、今回全国レベルの学会でトップの賞をいただき、大変光栄で嬉しく思っています。今後もいただいた賞に見合うよう、更に研究活動に励んでいきたいです」と、受賞の喜びと抱負を語ってくれました。

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