2017.8.30卒業生 / 在学生・保護者 / 地域・一般 / 地域貢献 / 学生生活

商品開発部の企画で愛宕商店街夏祭りが20年ぶりに復活

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経済・マネジメント学群46名の学生で構成する商品開発部(顧問:経済・マネジメント学群 顧客価値創造プロセス研究室 永島正康教授)は、愛宕商店街の活性化活動の一環として同振興組合と協力し、8月29日の夕方「あたごフェスティバル」を開催しました。

店主の高齢化などから同祭りは約20年間幕を閉じていましたが、今年1月から同商店街の振興に取り組んでいる商品開発部が祭りを新たに計画し、同振興組合を通じ各商店に企画書を配り協力を呼び掛け、多くの店主から賛同を得て、同商店街の夏祭りを、若者らしい新しい企画で復活しました。

会場の愛宕町商店街の沿道と駐車場にステージを設置したメイン会場では、学生の企画販売するLEDで光るジュースや、かき氷、ヨーヨー、お面などの出店が並び、ジャグリング部による体験教室、ダンス部によるパフォーマンス、ビンゴ大会など、盛り沢山のイベントが行われ、夏休みを惜しむ子供たちや家族連れなどで会場はどこも大賑わいとなりました。

学生たちは、家族連れなどの参加者と触れ合い、子供たちから「来年もお祭りをやってください」とお願いされ、苦労して開催した手ごたえを感じでいました。

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ビンゴ大会では、参加者に商店街を知ってもらおうと、沿道4カ所でのスタンプラリー完成でビンゴカードがもらえる企画とし、街を散策するとともにビンゴ大会が盛り上がるなど、随所に学生のマネジメント分野の専門性が活かされていました。

同振興組合の小野大典代表理事は「元気な大学生に背中を押してもらい、このような盛会なお祭りができて感無量です。復活というよりは、若者たちによる新しいお祭りのスタートです。商店街や住民も学生に刺激され、新しいことに挑戦しようという機運が高まっています」と話していただき、商店街の料理屋の店主らは「学生たちが頑張ってくれて、念願の商店街のお祭りが再現し、涙が出るくらい嬉しい」と学生たちに飲み物の差し入れてくださいました。

地元の参加者は「学生が地域に入り活性化に協力することで街が元気になっている。今後も継続していただき、少しずつ商店街に活気が戻ってきてほしい」等、多くの賞賛と応援のお声をいただきました。

同部代表の近藤えみりさん(経済・マネジメント学群3年)は「予想以上にたくさんの方にご参加いただき、大変嬉しいです。特に家族連れが多かった事には大変驚きました。苦労もありましたが、優しく温かい愛宕商店街の皆様と共に企画から楽しく運営でき、大変満足しています。お祭りは後輩に引き継ぎ、ずっと継続させるとともに、大学で学んだことを活かし、商店街に人が集まる仕組みを考えていきたいです」と抱負を語ってくれました。

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