2017.9.21イベント / 卒業生 / 在学生・保護者 / 地域・一般 / 地域貢献 / 学生生活

コンサート「心に響く音楽の調べ in 工科大」が開催されました

9月20日、新進気鋭の若手演奏家たちによる音楽コンサート「心に響く音楽の調べ」が、本学講堂で開催されました。

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☆2S1A6893.jpg補正.jpgこれは、本学の講義「音楽文化論」の中で実施している音楽コンサートで、地域の皆様にも開放し、生の音楽に触れて頂いています。今年度はヴァイオリンの岸本 萌乃加さん、ピアノの黒岩 航紀さん、サクソフォンの上野 耕平さんと、それぞれの分野で日本を代表する若手演奏家を招いての本格的な演奏会となりました。

コンサート冒頭は講師である東京藝術大学の佐野 靖 教授の「高知工科大学20周年記念事業として演奏させていただくことを、大変嬉しく思います」という挨拶から始まり音楽文化論などについて談笑を交えながら説明された後、音楽家たちによる見事な演奏が奏でられました。

テンポ良く迫力のある1曲目のヴァイオリンの演奏から聴衆の心を惹きつけ、ピアノ、サクソフォンとそれぞれの楽器の美しく伸びやかな音がホールの隅々まで響き渡り、観衆はうっとりと聞き入っている様子でした。

また、今回は本学吹奏楽部の学生3人が、舞台上で上野氏からサクソフォン演奏のレクチャーを直接受けました。

ハモリの演奏の際にセカンド(低い音)を担当する津田 直季くん(システム工学群2年生)は、何を意識して演奏しているのかを質問され「ファースト(リードする高い音)の邪魔をしないように演奏させていただいています」と答えたところ、「俺がリードさせている、くらいの意識を持つことが大切!」と上野氏からアドバイスされました。そのことを意識した演奏は、最初よりも格段に良いハーモニーとなりました。

一人一人に対する的確な上野氏の指導により、学生の演奏の技術と気持ちが向上し、ぐんと音色に深みを増し、会場からも「おぉー」 といった歓声と拍手が起こりました。津田くんは「みんなで息を合わせるには、息の出し方やフレーズをしっかりそろえることが重要だとわかりました」と述べ、学んだことの大切さを実感していました。

アンコールの「サックス・オ・フン」という曲では、サックスが笑っているかのような音色やリズムが会場を笑いに包み、満席となったコンサートは文字通りの満場の拍手のうちに幕を下ろしました。

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