2017.10. 3在学生・保護者 / 地域・一般 / 学生生活 / 学群・大学院 / 研究

第6回加太宇宙イベントに参加しました

9月20日から24日の間、和歌山県コスモパーク加太において加太地域活性化協議会主催の「第6回加太宇宙イベント」が開催され、本学の学生グループ Rocket and Sat(satellite) community of KUT(通称RaSK)が、他大学の学生たちと共に参加しました。  

本イベントは、ロケットを通じ地元和歌山や関西の人々に宇宙を身近に感じてもらうことを目的とし、加太の地域活性化イベントとして地元と協力して実施しているものです。

今回は、RaSKの明壁 生磨くん(システム工学群3年)が実験代表として、ロケットの打上げ実験に大きく関与するなと、イベント運営の中心として活動しました。

22日の実験日では、本学学生が自作した火薬式エンジンのモデルロケット2機の打ち上げに見事成功しましたが、どちらもパラシュートが開傘せず、完全回収にはまだまだ課題を残した結果でした。

23日のイベント日には、圧縮空気の圧力によって水を噴出させて飛ばす水ロケットの飛距離大会や、紙を丸めて作ったロケットを圧縮空気の勢いで射出するエアーロケットの体験、ドローンの飛行体験も行われました。

大阪府立大学製作のモデルロケットの公開打上げも行われ、大勢の来場者が見守る中、高度200メートル付近まで上昇し、無事成功を収めました。本ロケットには、本学学生が製作したデータロガー(センサーにより計測・収集した各種データを保存する装置)が搭載され、飛翔データの取得に協力いたしました。

それらの活動が評価され、最終日である24日の表彰式において「加太地区連合自治会賞」を受賞することができました。

IMG_3012.jpg 補正.jpgIMG_3463.JPG

モデルロケットの機体製作を担当した長瀬 弘武くん(システム工学群1年)は「今回は加太宇宙イベントに初めて参加させて頂き、初めての打上げ実験でしたが、1年生5名の手作りロケットを無事打上げることができ、とても嬉しく思います。結果は少し残念な形に終わりましたが、学ぶことが沢山ありました。今後も失敗を恐れず学び続けたいです。」と、これからの活動に一層の意欲を示しました。

お世話になりました加太宇宙イベント関係者の皆様に、感謝申し上げます。

RELATED POST

関連記事