2018.7.11在学生・保護者 / 地域・一般

災害救護のため学内研修を行いました

7月5日に香美キャンパス、7月11日は永国寺キャンパスで、教職員向けの救護研修会を開催しました。

教職員個々人の基礎対応力向上を目的として行ったもので、日本赤十字社高知県支部の方を講師にお招きし、2日間各キャンパスで総計約100名が研修を受けました。

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まず、昨年の復習として、2人1組に分かれて、けが人への声かけによる意識の有無、負傷の程度の確認や記録方法、三角巾や食品ラップなど身近な物を用いた止血方法などの実習を行いました。
また、本年度は、道路など危険な場所に倒れた負傷者を1人で安全な場所へ移動させる方法や、担架や毛布による搬送方法などについても新たに教わり実習を行いました。

参加者の大半が、三角巾の包帯の折り方、患部に負担が少ない巻き方や結び方など、昨年研修を受けて分かっていたつもりでもうまく出来ず、講師に再確認するなど、平常時の意識の大切さを痛感していました。

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実習後、教職員からは「1年前に習ったことを忘れてしまっていました。今度こそ、今日習ったことを忘れず、何時起こるかわからない災害に活かせるよう、日ごろから意識を高く持ちたいと思います」

「意識のない60キロの人を想定した人形を運ぶ訓練は、思いの外重く、貴重な体験でした。このような研修を受けていなければ、実際の災害時には適切に動けないのではないかとも思いました。今日学んだことを、実際の災害時に活かせるよう、意識したいと思います」

などの声が聞かれ、受講者は全員、災害救護に対する意識を更に高めていました。

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本学では、救護研修会の他、避難訓練、大規模地震発生を想定した机上訓練などを定期的に行なっており、災害時に迅速かつ的確に対応できるよう、防災体制の強化に努めています。

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