2018.8.28地域・一般 / 地域貢献 / 学群・大学院 / 研究

「光と色のふしぎ」 について小学生に理科教室を開催しました

8月22日香美キャンパスで、伊藤 亮孝 講師(環境理工学群 光機能化学研究室)が高知県内の小学生23名に理科教室を開催しました。

本学では、児童・生徒の皆さんに最先端の科学技術に触れながら"学ぶことの面白さ、興味深さ"を感じとってもらいたいと、今回のような理科教室を開催しています。
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今回のテーマは「光と色のふしぎ」。
"物質が光ってみえたり色が付いて見えるのはなぜか"の原理について、日頃、省エネルギー化や環境汚染物質の高感度検出などへの貢献に向け、新しい光吸収材料や発光材料の開発、他の機能を付与した光機能材料の創設について研究を進める伊藤講師が登壇しました。

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まずは教室で、赤・青・緑のLEDライトの光を混ぜ合わせ新しい色の光を作る実験を行いました。
「赤と緑の光を混ぜたら何色になるでしょうか」など、実験はクイズ形式で進められ、小学生は活発に意見を出しながら光の重なりにワクワクしていました。
そして「赤・青・緑」の光が上手く重なり合い「白い光」が合成されたこと、逆に懐中電灯の「白い光」を虫眼鏡とプリズムに通すと「赤・青・緑」に分解されたことを実験で目の当たりにし、ライトやテレビ、スマートフォンなど身近な光の成り立ちについても理解できた様子でした。

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後半は教室から実験室に移動し「色が変化する水の観察」「ケミカルライトの観察」「光る人工イクラの製作・観察」「炎色反応の観察」を行いました。

「もともとAだったものがどう変化してBになったのか。光っている所とそうでない所の境界や違い。を注意深く観察することが大切です」と観察のコツを教わりながら、初めて触る実験器具を用いて真剣なまなざしで実験していました。

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参加した小学生からは「実験が面白かった。今回実験したようなことが学べる高校や大学に通いたい」「すぐに時間が経ってしまって残念。あと1時間は観察できる」などの感想が聞かれ、科学や実験の面白さを存分に感じてくれたようでした。

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