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11月27日(日本時間)、Clarivate Analytics社から「Highly Cited Researchers 2018年度版」が発表され、高知工科大学 藤田 武志 教授(環境理工学群)がクロスフィールドのカテゴリーで選出されました。
Highly Cited Researchersとは、世界的に影響力のある科学研究者およびその機関を、論文の引用分析により選出したもので、今年は自然科学および社会科学の21分野から、ノーベル賞受賞者なども含む約4,000名の研究者がリストアップされました。そのうち日本からは90名が選出されています。
また、藤田教授が選出されたクロスフィールドカテゴリーは今年から新たに追加されたもので、複数分野にまたがり影響力を持つ研究が選ばれます。
藤田教授の材料組織制御学研究室では、ナノポーラス金属、固体触媒、3Dプリンターによる新奇材料の開発に関する研究を行っており、この研究が進むと、天然ガスに豊富に存在するメタンを効率良く活性化する画期的触媒の創製や、材料の自在な組織制御と多機能性の発現(電極触媒、熱電材料)など、「エネルギー分野」「化学産業分野」などの他方面における応用・発展へと繋がることが期待されます。
選出を受けて藤田教授からは「大変光栄なことですが、自身ではまだまだ解明に向けてすべき事がたくさんあると思っています。これを励みに頑張ってまいります」とのコメントが届きました。
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