2019.1.29在学生・保護者 / 地域・一般 / 地域貢献 / 学生生活

香美市の生涯学習フォーラムに参加しました

1月26日、香美市で開催された「よってたかって生涯学習フォーラム2019」(主催:香美市教育委員会)に、高知工科大学の学生団体が参加しました。

香美市の保育園から大学までの教育機関が参加し、教育に関するディスカッションや各校の展示・発表等が行われる中、本学も学びの面白さを感じてもらいたいと、学生団体『RaSK(ラスク)』、『ロボット倶楽部』、『防災ボランティア団体KPAD』の学生が展示・発表を行いました。

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『RaSK(ラスク)』は、大気の観測データ採取等に向け自作ロケット開発を進める学生団体で、これまでに製作したモデルロケットや燃料を展示し、高校生や地域の方を中心に関心を集めました。
展示を見た方から「どれくらい高く飛びますか」「この燃料の材料は何ですか」等の質問が寄せられると、「高度400mの到達を達成しており、次は1000mを目指しプロジェクトを進めています。燃料は従来の固体燃料と液体燃料を合わせた比較的安全に保存もできる新しいものです」などと学生が詳しく回答し、ロケットの知識のある地域の方も興味を持ち聞いていました。

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『ロボット倶楽部』は、ABUロボコン2019(Asia-Pacific Robot Contest)のために製作した、物を遠くまで飛ばすことができるロボットや、四足歩行するロボットなど、計3つのロボットを展示しました。
360度動く特殊なタイヤを使用したロボットを前にして「このロボットはゲームのコントローラーで動かすことが出来るうえ、従来は難しかった直角に曲がることもできます」と学生が説明すると、展示を見に来た方は興味津々な様子でロボットの周りに集まっていました。
対応した学生は「ロボットに興味を持って来場してくれた高校生もおり、自分達の活動を紹介できてよかった」と充実した表情を浮かべました。

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最後に、「元気なまち、香美市を語ろう!」というパネルディスカッションに登壇した『防災ボランティア団体KPAD』代表の宮尾 将史さん(情報学群 2年)は、"ヒーローを創る"というタイトルで、「小学生、中学生、高校生一人ひとりが防災に詳しくなり、災害時でも活動できるようになれば香美市はさらに安心安全な町となります。また自信をつけた子どもたちが自発的に活動できる地域になるでしょう。そんな "小さなヒーロー" を1人でも多く創出するために私たちKPADも香美市の防災教育に協力していきたいです」と語りかけました。

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