2019.3.31国際交流 / 地域・一般 / 地域貢献

高知国際中学校の1年生が香美キャンパスで「English Camp」を実施

3月22日、高知県立高知国際中学校の1年生約60名が、高知工科大学 香美キャンパスで「English Camp」を実施し、長﨑 政浩 教授(共通教育教室/地域教育支援センター長、地域教育高度化研究室長)とGordon Bateson 教授(共通教育教室)がサポーター役として協力しました。

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平成30年4月に開校した高知県立高知国際中学校は、全国の公立中学校ではまだ数少ない「国際バカロレア教育」MYPを、その候補校として試行的に実践しており、地域や国際社会の発展に貢献できるグローバル人材の育成を目指す新しい学校です。
長﨑教授が高知県グローバル教育推進委員会の委員として開校の準備段階から同校に関わってきたほか、本学地域連携機構 地域教育支援センターも、新しい学びの手法の研究を共同で進めています。

オリエンテーリングでは、中学生がキャンパス内に散らばったスタッフ(同校先生・保護者・県内ALT・特定非営利活動法人Global Education Lab 高知のメンバー・大学生・本学教員)を見つけ、英語で質問をして問題を解いていくゲームを実施し、中学生はいつもとは違う雰囲気の中で生きた英会話を楽しんでいました。

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また、教室で行われたミニ・リサーチ活動では、各班に分かれて「好きな曜日は何ですか?」などの与えられた題材をもとに、どのような発表にするか方針を話し合い、方針に沿って聞き取り調査等でデータを収集し、集計して資料にまとめ、全員の前でプレゼンテーションを行う活動をしました。
限られた時間の中で、一連の活動すべてを英語で実施するという難しい取り組みでしたが、中学生は1年間学んできたことを活かして、英語で堂々とコミュニケーションを取っていました。

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長﨑教授は今回の取り組みについて、「先生からの指示がなくても、自分たちで考え、試し、どんどん進めていっていることに驚き、学びに向かう姿勢が身についていると感じました」と振り返りました。

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