2019.3.18在学生・保護者 / 地域・一般 / 学生生活

学生麻雀日本一決定戦「アモスグランドチャンピオンシップ」にて近藤さん3位に

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3月10日、東京都豊島区にて今年度の学生麻雀日本一を決定する「アモスグランドチャンピオンシップ2018-2019」が開催され、高知工科大学 麻雀研究会の近藤 直季さん(大学院修士課程 情報学コース1年)が第3位に輝きました。

本大会は、4大大会の優勝者8名に(学生麻雀最強戦、学生麻雀フェスティバル、学生麻雀甲子園、青雀旗杯)、全国学生麻雀ランキングにより選抜された8名を加えた16名で個人戦により今年の年間王者の座を争う大会です。 本学からは昨年11月に「青雀旗杯」を手中にした麻雀研究会の近藤さんと藤田さんの2名が挑みました。

近藤さんは、本格的に麻雀を始めてからわずか2年足らずという短い期間ですが、一瞬の判断力と見えない奥深さに引き込まれ、さらにメンタル力も鍛えられました。練習を積み重ねて出場し、3半荘(ハンチャン)の予選をトップの成績で通過し、スコア上位4名の決勝卓へと進みました。つらい局面も一牌、一牌大切に打牌選択をする姿は、解説のプロからも「安定したうち回し」と評され、 オーラス(一番最後の局)では優勝条件を満たせる手組をしましたが流局となり3位が決定しました。

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近藤さんは、高度プログラミング研究室(指導教員:松崎 公紀教授)に所属し、ゲーム情報学について研究しています。『2048』という世界的に有名なパズルゲームを題材にし、ディープラーニング(深層学習)を用いたニューラルネットワークプレイヤ※の研究を進めています。そこでは、日々コンピュータとプログラムに向かい、ニューラルネットワークプレイヤを今以上に強くするにはどうすればよいか論理的アプローチで分析に取り組んでいます。

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今大会を振り返り「大変うれしく光栄なことです。折り返し時点(東場終了時点)まではリードしていただけに悔しい気持ちが残ります。来年度もこの大会へ出場し成果を残したいです」と抱負を語りました。

(*)ニューラルネットワークプレイヤ: 人間の脳の神経回路網をコンピュータ上に実現する仕組みのことをニューラルネットワークと言い、ニューラルネットワークを用いたコンピュータプレイヤは、「2048」で平均得点が10万点近くになり、人間プレイヤを超える強さになっています。

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