2019.5.27在学生・保護者 / 地域・一般 / 学生生活

学生団体「Cykut」が高知県警察本部より「高知県サイバー防犯ボランティア」の委嘱を受けました

5月22日、本学香美キャンパスにおいて、情報学群の学生を中心とする情報ボランティア団体「Cykut」(サイカット)(顧問:吉田 真一 准教授)が、高知県警察本部より「高知県サイバー防犯ボランティア」の委嘱を受けました。

委嘱式には、Cykutのメンバー4名が出席し、高知県警察本部生活安全部 生活環境課サイバー犯罪対策室 室長 城森 拓郎氏より、代表の藤原 晴さん(情報学群 3年)に委嘱状が手渡されました。高知県警察本部と協力し、インターネット上の違法・有害情報のパトロール活動(サイバーパトロール)や、サイバー犯罪の被害防止のための教育活動や広報啓発活動を学校や団体に対し行っていきます。

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委嘱式に続いて「サイバーパトロール実習」が行われ、高知県警より、安全第一に無理をせずに行うことや、年々増加傾向にあるインターネットを通じた子供の被害の現況について説明を受けた後、実際にスマートフォンを用いて通報の仕方などを実習する研修を受けました。

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代表の藤原 晴さん(情報学群 3年)は、「昨年度に引き続き、「高知県サイバー防犯ボランティア」に委嘱いただけたのは、先輩方の努力の賜物だと思います。日々、巧妙化しているサイバー犯罪について勉強し、インターネット上に潜む危険性についての啓発活動や、サイバーパトロールを実施していきます。スマートフォンやタブレットなどは利便性の高いものなので、サイバー空間に潜む危険性を正しく認識してもらい、安全なツールとして、安心して利用してもらえるよう努めていきたいです」と抱負を語ってくれました。

また、Cykutの顧問である吉田 真一 准教授(情報学群)は、「サイバーセキュリティの歴史を伝えることにより、現在発生しているサイバー犯罪について考えてもらえるよう、学生達をサポートしていきたい」と語ってくれました。

委嘱を受け、今後の活動に向けて気持ちを引き締めている様子でした。

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Cykutは2014年12月に設立した団体で、コンピュータセキュリティ・インターネットセキュリティに関する自分たちの知識・技能を高めるとともに、人々が安全、安心にサイバー空間(インターネット社会)で暮らせるように、インターネットや不正アプリに潜む危険性や正しいネット利用方法について小中学校・高等学校で講演を行うなど、日頃の学業で得た知識を活かして社会貢献活動を行っている、現在7名が所属する学生団体です。
2015年から高知県サイバー防犯ボランティアに委嘱されており、今年で連続5回目となります。

また、今年の3月にはSNSへの不適切な書き込みなどを見つけて通報し、犯罪を未然に防ぐなどの活動を続けてきたことが評価され、卒業生5名に高知県警察本部より感謝状が贈呈されました。(詳細はこちらから)

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