新たな時代で活躍できる人材育成に向け「ITビジネス・マーケティング入門」を開講

今年度、高知工科大学は高知県と共催で、「ITビジネス・マーケティング入門」を経済・マネジメント学群の専門科目として開講しています。

「IT、IoT、AIが社会を変えるこれからの時代において、これらを理解し、ビジネス等に活用できる人材が求められるようになるでしょう」と、担当教員の那須清吾教授(経済・マネジメント学群)が示唆するように、新たな時代で活躍できる人材の育成に向けて開講する本講座では、ITコンテンツビジネスの最前線で活躍する講師陣から、最先端の知識等を学ぶことができます。

(一般の方も受講いただけます。→お申し込みはこちら)

4月25日の第６回目の講座は、「SNSマーケティング入門～SNSをあらゆる視点で捉えてみると～」というテーマで、株式会社コムニコソーシャルメディアマネジメントセンター高知センター長の神部公佑氏を講師に迎え開催しました。

神部氏は、SNSマーケティング事業を展開する株式会社コムニコで、様々な企業やブランドのSNSの運用支援に携わっています。
近年急速に普及しサービス機能を拡充しているSNSは、もはや人々の生活の一部になっていると語る神部氏は、ユーザー側の目線だけでなく、サービス提供側など、様々な視点でSNSを捉えることがSNSマーケティングでは重要であると紹介しました。
そして、このような様々な視点から集めたデータを、マーケティング理論等を当てはめ分析することで、効果的なビジネス施策や、未来のトレンドをも作り上げることができると語りました。

受講した経済・マネジメント学群 4年の島田さんは、「利用者の増加や機能の拡充により、SNSがインフラ化するという話が印象的でした。私は物流分野に興味がありますが、実際のモノの流通だけでなく、情報資源もSNSの進化で活発に流通する時代になってきており、理解して使いこなしたいと感じました」と感想を述べました。

次回は5月9日(木)、「IoT入門（農業×IoT）」というテーマで、株式会社日本総合研究所創発戦略センターエクスパート三輪泰史氏を迎え開講予定です。

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