2019.11. 6地域・一般 / 地域貢献

高校生英語即興スピーチに高知工科大学学長賞を授与

11月3日、高知県教育センター本館で「第48回高知県教育文化祭、第72回高知県中学・高校英語弁論大会(高等学校の部)」が開催されました。
本学は、本大会の「即興部門」を共催し、エントリーした10名の高校生のうち、特に優れた英語即興スピーチを披露した3名に高知工科大学学長賞を授与しました。

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今回の「即興部門」のトピックは"If you could change something about Japan, what would it be and why? "(もしあなたが日本について何か変えられるとしたら何を変えますか、またそれはなぜですか。)で、高校生は3分間という短い準備時間でスピーチの内容を決め、自分自身のエピソードも交えながら、2分間の説得力ある英語スピーチを披露しました。

審査員は、県内高校生の英語スピーキング指導に関する共同研究も行っている本学の長﨑 政浩 教授(共通教育教室/地域教育支援センター長)とGordon Bateson 教授(共通教育教室)が務めました。
審査委員長の長﨑教授は「2013年に即興部門を創設し7年目になります。回を重ねるごとに、スピーチの質は改善しています。今年は、自信と余裕をもって話ができる生徒が増えたこと。導入やクロージングを意識するなど構成がしっかりしたスピーチができていたこと。この2点が顕著な改善点としてあげることができると思います。スピーキングはチャンスが与えられてこそ成長できるものです。今後は、授業の中にもっともっと生徒たちがチャレンジできる時間をとって欲しいですね」と本大会を振り返りました。

高知工科大学学長賞 受賞者

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Excellent Speaker賞 トレストン・エリーさん(明徳義塾高等学校 3年)
日本社会での男女平等がもっと進んでほしいと、自身の中学生時代のエピソードやカナダ留学での経験をもとに発表。

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Excellent Entertainer賞 嶋崎 愛美さん(高知南高等学校 2年)
総理大臣になって、日本の教育システムを変えたい。貧富の差に関係なく、望めばだれでも海外留学にチャレンジできる体制になってほしいと発表。

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Excellent Communicator賞 大﨑 琉生さん(高知西高等学校 2年)
日本の教育システムについて、もっと生徒参加型の授業にするべきではと、自身のオーストラリア留学での経験を交えながら発表。

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