2019.11. 5在学生・保護者 / 地域・一般 / 学生生活

3キャンパス合同で大規模災害に備えた防災訓練を実施

10月31日、高知県公立大学法人の3キャンパス合同で、大規模地震を想定した防災訓練を実施しました。

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(香美キャンパスの様子)

本訓練は、甚大な被害が予想される南海トラフ地震などの災害に備えて毎年定期的に実施しており、訓練を通じて災害発生時における避難経路の確認や生命の安全を第一とする緊急避難等への対応力を養うことを目的としています。3キャンパス合同で実施するのは2017年度から3年連続となります。

11時50分、3キャンパスに緊急地震速報が流れると、各教室等では机の下など安全な場所に身を隠し、揺れがおさまった後、指定れされた屋外の避難場所への避難訓練を行いました。
的確な指示・誘導のもと迅速に避難を完了し、その後「安否確認システム」などを用いた訓練を行いました。

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(携帯電話で安否確認を登録する様子)

同日午後には、香美キャンパスで「震度7を観測する大規模な地震が発生し、避難所が開設された設定」で図上訓練を行い、職員約40名が参加しました。

冒頭、綜合警備保障株式会社の講師より、想定される地震の発生確率・正常化の偏見・災害時に取るべき行動等について説明いただきました。

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その後、グループワークを実施し、自衛消防隊長・初期消火班・通報連絡班・避難誘導班・安全防護班・救護班それぞれの役割から、避難者受け入れの準備から運営までの9つの課題に真剣に取り組みました。

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図上訓練に参加した職員からは「課題に対する様々な意見をグループで議論することにより、よいアイデアがうまれました」「避難者受け入れにあたっては考えることが多く、判断することの難しさを実感しました」などの声が聞かれ、改めて防災について真剣考える貴重な機会となりました。

本学は、今後も地震防災計画に基づいた防災訓練を継続的に行い、いつ起こるかわからない災害に備え、被害の最小化と教育・研究の早期再開をめざし、迅速かつ的確に対応できるよう努めて参ります。

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