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- 磯部学長が国土文化研究所オープンセミナーの基調講演にオンライン登壇
10月30日、第17回国土文化研究所オープンセミナー「東京低平地の高潮対策とまちづくりを考える」(主催:株式会社建設技術研究所)の基調講演に磯部 雅彦学長が登壇し、「東京都の高潮浸水想定図を読み解く」をテーマにオンライン講演しました。
本セミナーは、地球の温暖化による海面上昇や台風、サイクロン、ハリケーンの大型化による高潮被害が世界各地で年々深刻化している状況を受け、これから私たちの暮らしに何が起こりうるのか、どのような対策が必要なのか、どのようなまちで豊かに暮らし、そして後世に残していきたいのかを考えるために開催されました。
磯部学長は高潮発生のメカニズムや、これまでの高潮被害と対策について紹介し、その後「2つのレベル別に高潮の被害・対策を想定する」という考え方について解説しました。これは設計クラス(レベル1)の高潮と最大クラスの高潮(レベル2)をそれぞれ別に対策する「2段防災」という考え方です。さらに今後の課題として、気候変動への対応や避難体制の整備、復興計画を立てることの重要性などを説明しました。
第二部のパネルディスカッションでは、ファシリテーターを務め「東京低平地の高潮対策とまちづくりを考える」をテーマに3名のパネリストとともにディスカッションを行いました。
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