西條特任教授らの著書「フューチャー・デザインと哲学」が出版されました

西條辰義特任教授(フューチャー・デザイン研究所長、経済・マネジメント学群)らの著書『フューチャー・デザインと哲学-世代を超えた対話-』が株式会社勁草書房から出版されました。

本書は、12名の著者による11の論考の集成という形式で構成されています。日頃から、持続可能な社会をデザインする研究に取り組んでいる研究者らとの議論を、多くの思考と実践へと広げていくことをめざし出版されました。将来世代のために社会を作ることに対して、将来世代の視点から現在を捉えるフューチャー・デザイン※と、哲学の観点から、未来を予測し、未来とつながり、未来と対話するために必要なことを問い直していく内容となっています。さらに学問領域を超えて、人間のとりうる次のステップは何かまで考察しています。

※フューチャー・デザインとは、現世代だけでなく将来世代の利益も反映させた意思決定により、持続可能な社会をデザインする考え方です。本学のフューチャー・デザイン研究所は、研究成果を生かし、市場と民主制の欠陥を補う新たな社会の創造を目指しています。

西條辰義特任教授からの読みどころ紹介: 若い哲学者の皆さんにご自身の専門分野とフューチャー・デザインがどのように関係しているのかを中心に書いていただきました。フューチャー・デザインや哲学の知識がなくてもわかる書物になったと思います。
私たちが自明と見なしていることを問い直し、あらためて考えるチャンスになる一冊になれば幸いです。

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西條特任教授らの著書「フューチャー・デザインと哲学」が出版されました

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