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- 令和3年度 卒業式・学位記授与式を執り行いました
3月17日、香美キャンパスにて「令和3年度 卒業式・学位記授与式」を挙行し、学士課程518名、大学院修士課程126名、博士後期課程8名の計652名の卒業生・修了生に学位記が授与されました。
新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、キャンパスグリーンにて、学内関係者だけで執り行いました。また、当日参加できない学内関係者以外の方に、式典の様子をライブ配信しました。
磯部 雅彦学長は卒業生に向けて「持続可能性という概念には、生命の危機からの回避が含まれることからすれば、持続可能性の実現は、生命の危機からできるだけ遠く離れたところに、社会を誘導することにつながると言えます。一人一人が生命の危機から離れ、生を全うできる環境に向けるということです。しかしそれと同時に、それぞれにとって一回だけの人生を納得のいくものにできるようにしなければなりません。この点についてさらに言えば、納得のいく人生になるかどうかは、皆さん一人一人に課せられた問題です。誰も代わりに解を示してくれるわけではありません。したがってまず、ご自分の人生についてよく、深く考えて欲しいと思います。ご自分の進むべき方向を見定めて、これからの人生を歩んで欲しいと思います。ご卒業にあたり、これからの皆さんの長い一生が充実したものとなることを切に願って、出発へのはなむけの言葉といたします」とエールを送りました。
卒業生を代表して稲田 葵大さん(環境理工学群 4年)が、「これから私たちは、それぞれの目標に向かって歩み始めます。高知工科大学という恵まれた環境での出会いに感謝し、ここで得た学びに誇りと自信を持って、一歩一歩踏みしめていきます。そして、受けた恵みを私たちの人生だけでなく、広く社会に還元できるよう、精進してまいります」と謝辞を述べました。
式典終了時には、大学祭実行委員会が準備した紙風船200個(自然に還る素材)を卒業生自らが空高く飛ばし、門出を盛大に祝いました。
卒業生たちは皆しみじみと学び舎を眺め、思い出の詰まったキャンパスとの別れを惜しんでいました。
こちらは、卒業生の門出をお祝いするために制作した学生歌FLYING FISHの動画です。
学生歌は、初代理事長である橋本 大二郎氏が、シンガーソングライターの谷村 新司氏に作詞・作曲を依頼しました。
ぜひご覧ください。
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