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- 山崎 佳蓮さんが飛び込みの関西選手権2種目で表彰台入り
6月24日~26日の3日間、丸善インテックス大阪プール(大阪府)で開催された飛び込みの関西選手権で、山崎 佳蓮さん(経済・マネジメント学群 1年・高知市立高知商業高等学校出身)が、女子シニア高飛び込みで267.75点をマークし優勝、同シニア3メートル板飛び込みでは253.60点で3位の成績を収め、2種目で表彰台入りを果たしました。
両種目とも日本選手権の標準点を突破したことから、日本選手権への出場が決定しました。
飛込競技は、水泳競技の一種で、1メートルまたは3メートルの高さの飛び板からその弾力性を利用して跳ね上がって飛び込む飛板飛込みと、5メートル・7.5メートル・10メートルの飛び込み台から飛び込む高飛び込みの2種目があります。わずか2秒弱の演技の中で、回転数や方向、ひねりの有無などによる難易度と、入水時の水しぶきの少なさなどの出来栄え点で得点が決まる競技です。
山崎さんは、2019年の全国高校総体の高飛び込みで優勝、2021年の飛び込み日本選手権では、自己最高記録の317点で準優勝するなどの実績があります。9歳の頃から高知スイミングクラブに所属し、現在も瓶子 勇治郎コーチの下で週6日の練習に励んでいます。冬場はトランポリンや陸上盤を使用して宙返りなどの空中での演技を、夏場はプールでの飛込み練習を行い、難易率の高い207C(後ろ宙返り3回半抱え型)を得意技とするため腕を磨いています。
今大会を振り返り山崎さんは、「優勝はできましたが、演技は納得いくものではありませんでした。楽しみにしていた「FISUワールドユニバーシティゲームズ(中国/成都)」が新型コロナウイルスの影響で延期が決まり、練習に集中できなかったのが原因の一つだと分析しています。私は気持ちが演技にでやすいという課題があるので、どの大会でも安定した演技をできるよう気持ちを切り替える強さを養いたいです。大学ではスポーツマネジメントを学び、マイナー競技である高飛び込みを普及させる方策を考えたいと思っています。高校時代とは違い、大学での講義と練習の両立は大変ですが、時間を有効に活用し、日本選手権では表彰台を狙います。もちろん、2024年のパリオリンピック、2028年のロサンゼルスオリンピック出場もめざしています」と力強く語りました。
日本選手権は、8月5日~7日に栃木県で開催されます。世界での活躍をめざす山崎選手に引き続きご声援をよろしくお願いします。
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