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- 令和4年度 卒業式・学位記授与式を執り行いました
3月17日、香美キャンパスにて「令和4年度 卒業式・学位記授与式」を挙行し、学士課程466名、大学院修士課程106名、博士後期課程10名の計582名に学位記が授与されました。
新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、キャンパスグリーンにて執り行いました。また、当日参加できない方に向けて、式典の様子をライブ配信しました。
任期満了に伴い今年度末で退任する磯部 雅彦学長は卒業生に向けて「現在を生きる人間には、差し迫った数々の問題を解決し、社会や自然環境を持続可能なものとして、次世代に引き継ぐ義務があります。と言っても、自然や社会の微妙なバランスの中で、持続可能な社会を築くことは生易しいことではありません。その中で、皆さんが培った能力は、それぞれにこの目的に向けて大きな貢献をすることができると思います。是非、皆さんの能力をどのように生かしたらよいのか考え、貢献していただきたいと思います。ただし、持続可能な社会は、必ずしも各個人の幸せの実現を保証するものではありません。私たちはそれぞれが、持続可能な社会づくりへの貢献とともに、各人の幸せに向けた人生の選択との、二面を持ち合わせているのだと私は思います。皆さんには、社会の一員として持続可能性を追求しつつ、自身の内面に向かっては各人が最高の人生を全うして欲しいと切に願っています」とエールを送りました。
卒業生を代表して植元 陸さん(情報学群 4年)が、「大学生活の4年間は、長いようで短く、あっという間に過ぎ去ったと感じています。その中で多くの方々と出会い、学業や課外活動、研究活動などを通じて、数多くの経験を積むことができました。コロナ禍に入ってからしばらくの間は、オンライン形式の講義が中心となりましたが、そのような状況下でも私たちが得た経験は貴重なものであり、今後の人生において活かされると信じています」と謝辞を述べました。
卒業生たちは皆しみじみと学び舎を眺め、思い出の詰まったキャンパスとの別れを惜しんでいました。
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