2023.4.24在学生・保護者 / 地域・一般 / 学生生活 / 課外活動

山崎 佳蓮さんが翼ジャパンダイビングカップにおいて2種目で準優勝

4月2日~9日の8日間、東京アクアティクスセンター(東京都)で開催された「翼ジャパンダイビングカップ」で、山崎 佳蓮さん(経済・マネジメント学群 2年・高知市立高知商業高等学校出身)が、MIX10mシンクロナイズド高飛び込みで299.52点、女子高飛び込みでは285.95点をマークし、2種目で準優勝という快挙を成し遂げました。

パリ五輪の代表選手を決定する国際大会への派遣選手選考会を兼ねた本大会。個人種目は、予選と決勝の平均得点の上位2名の中で標準記録突破が条件でしたが、わずかに及びませんでした。ただし、本大会の成績によりFISUワールドユニバーシティゲームズへの出場権を獲得しました。

★8B0A3776.jpg 競技風景写真.jpg

飛込競技は、水泳競技の一種で、1メートルまたは3メートルの高さの飛び板からその弾力性を利用する飛板飛び込みと、5メートル・7.5メートル・10メートルの飛び込み台から飛び込む高飛び込みの2種目があります。わずか2秒弱の演技の中で、回転数や方向、ひねりの有無などによる難易度と、入水時の水しぶきの少なさなどの出来栄え点で得点が決まります。

山崎さんは、2019年の全国高校総体の高飛び込みで優勝、2021年の飛び込み日本選手権では自己最高記録の317点で準優勝、昨年度の日本選手権では、高飛び込みで4位に入賞するなど、飛び込み競技で日本を代表する選手の一人です9歳の頃から高知スイミングクラブに所属し、現在も瓶子 勇治郎コーチの下で週6日の練習に励んでいます。冬場はトランポリンや陸上盤を使用して宙返りなどの空中での演技を、夏場はプールでの飛び込み練習を行い、難易率の高い207C(後ろ宙返り3回半抱え型)を得意技とするため技を磨いています。

大会を振り返り山崎さんは、「悔しいの一言です。昨シーズンが終了してから本大会に向けて、イメージトレーニングや自主練、飛び込み練習を3本から5本に増やすなど、全力で取り組んできました。予選を290.00点で通過したので"これはいける"と思い決勝に臨みましたが、決めようとしすぎて飛び出しが思い切りできず、宙返りの回転不足で入水してしまう等のミスをしてしまいました。ただ、その中でも、難易率の高い307C(前逆宙返り3回半抱え型)を初めて決められたことや、207C(後ろ宙返り3回半抱え型)を予選と決勝で決められたことは成長を感じました。今後も試合のイメージをつくりながら練習に励み、ワールドユニバシティゲームズでは個人で表彰台、シンクロで優勝をめざします」と語りました。

FISUワールドユニバーシティゲームズは、7月31日~8月7日までの8日間、中国で開催されます。
世界での活躍をめざす山崎選手に引き続きのご声援をよろしくお願いします。

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