2023.9.21卒業生 / 在学生・保護者 / 学生生活 / 学群・大学院

令和5年度秋季学位授与式を行いました

9月20日、令和5年度秋季学位授与式を執り行い、修士課程修了者5名、博士後期課程修了者10名が新たな進路に向けて本学を旅立ちました。

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英語で執り行われた同式典では、学位記授与に続き、蝶野 成臣学長が「私たちは、この急速に変化する世界で、大きなダイナミクスの渦中にいるように思います。絶えず適応し続ける能力は非常に貴重です。高知工科大学での研究活動を通じて、皆さんは、自身の専門分野で知識、情報、成果を得ました。 しかし、最も重要なことは、未知の課題や未開拓の問題を解決するための科学的なアプローチを身につけたことです。このアプローチは普遍的で、あらゆることに適用することができます。 将来、困難に直面した際には、社会の発展のため、科学的なアプローチを十分に活用してください(:和訳)」とはなむけの言葉を贈りました。

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また、修了生代表のZhang Zhenさん(博士後期課程 基盤工学コース 3年)は、「高知工科大学で素晴らしい教育を享受することができたのは、先生方やスタッフの皆さんのおかげです。感謝の意を表します。過去3年間に渡って続いたコロナ禍で、私たちはリモート授業やソーシャルディスタンスを強いられ、学位取得に大きな困難を伴いました。また、人生設計の変更を余儀なくされる者や長い間家族に会うことができない者もいました。しかし、どんな状況においても、私たちは歩みを止めることなく、今日ここにいます。(中略)私の主な研究テーマは人工知能ですが、現在、AI技術の悪用に関する懸念が高まっています。研究者として、私たちの努力の結晶である技術が社会に利益をもたらしているか否か常に省みることを忘れずに、高知工科大学で学んだ知識をさらに広げていきます(:和訳)」と謝辞を述べました。

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式典後、修了生たちは、さわやかに澄んだ秋空の下で思い思いに学び舎へ別れを告げていました。

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