2023.11. 2お知らせ / 在学生・保護者 / 地域・一般 / 学生生活

大規模災害に備えた防災訓練を実施

10月24日、大規模地震を想定した地震防災訓練を実施しました。

本訓練は、甚大な被害が予想される南海トラフ地震などの災害に備えて定期的に実施しており、訓練を通じて災害発生時における避難経路の確認や生命の安全を第一とする緊急避難等への対応力を養うことを目的としています。

11時50分、緊急地震速報が流れると、各教室では学生らが机の下など安全な場所に身を隠し、揺れが収まった後、指定された避難場所へ集合。職員の誘導に従って迅速に避難を完了し、その後「安否確認システム」を用いた訓練を行いました。

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(キャンパスグリーンに避難し、スマートフォンから安否確認を登録する様子)

続いて午後に香美キャンパスで行われた自衛消防訓練には、職員約50名が参加。
「土佐清水市沖で最大震度7の地震が発生、高知県沿岸部に大津波警報発令中、高知龍馬空港が浸水、物部川で津波の遡上を確認、近隣地区の住民は約2,000人、通常のライフランは全て途絶えている」というシナリオで、災害対策本部を立ち上げ、香美市消防本部、香美市役所、高知大学医学部と連携して実施しました。

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通報連絡(情報)班は、次々に入ってくる被災状況の情報を記録・整理。災害対策本部長による救助活動の指示には、安全防護班と救護班が連携して重軽傷を負ったけが人の応急処置や医療機関搬送対応、火災発生場所では初期消火班が消火活動を行いました。
臨機応変な対応が求められる状況下で、参加者はそれぞれの役割を確認しながら真剣に取り組みました。訓練後には、各班の班長から課題を共有、一人ひとりが防災への意識を高める、有意義な訓練となりました。

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当日は、永国寺キャンパスでも避難・防災訓練が行われました。

本学は、今後も地震防災計画に基づいた防災訓練を継続的に行い、いつ起こるかわからない災害に備え、被害の最小化と教育・研究の早期再開を目指し、迅速かつ的確に対応できるよう努めてまいります。

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