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- サッカー部が四国大学サッカーリーグⅡ部で初優勝
「2023四国大学サッカーリーグⅡ部」で、サッカー部が初優勝しました。
このことについて、キャプテンの林 暖さん(システム工学群 3年・広島県立広島国泰寺高等学校出身)にお話を聞きました。
― 今回が初優勝ということですが、躍進のきっかけは何ですか?
3年前のリーグ戦で全敗したことです。うちのサッカー部は強豪ではないし、それまで「楽しければそれで良い」という意識で活動していました。でも、全敗を経験し、前キャプテンと「やっぱり勝ちにこだわりたいよね」という話をして、それからは実力強化に努めました。
― 具体的にはどういったことを?
まずは、戦術を練りました。指導者がいないこともあって各々自由にプレーしていましたが、チーム戦術を立てて、個人の力をより効果的に発揮できることをめざしました。
2つ目に、経験値が圧倒的に足りていないと感じたので、試合数を増やしました。当時は、練習試合も組んでおらず、リーグ戦全6試合と新人戦・総理大臣杯四国予選・四国インカレの各初戦、計9試合が1シーズンの全試合数でした。そこで、去年から「高知県社会人サッカーリーグ」に加入し、公式戦で実践を積んでいます。また、高知大学や同大学医学部のサッカー部にお声がけして、練習試合も定期的に行っています。
― 部の方向性を著しく変えることに、部員からの不満はなかったですか?
実は、今回のリーグ戦、前期(5月)は1勝1敗1分で思うように機能していないんです。というのは、昨シーズン終わりから熟考してきた戦術を部員に提案したところ、リーグ戦開幕直前に部員から様々な意見が返ってきて、チームでやりたいことが一致しないままシーズンに入ってしまいました。その結果だと思います。
元々夏休み中の退寮期間はオフなので、9月の活動再開に合わせて開いた幹部会(キャプテンと各学年のキャプテン・副キャプテンで構成)で「1人1人から話を聞こう」ということになり、個人面談を実施しました。部員とざっくばらんに話をし、そこで聞けた率直な意見を踏まえ、幹部会で再度話し合って方針を固めました。
― それが、後期(10月)の好調につながったんですね。今大会で成長を感じたことはありますか?
第6節の一戦です。負けでも引き分けでも優勝を逃すという状況で、相手はここ2年で一度も勝利していないチーム。しかも、今大会僕たちは逆転勝ちをしたことがありませんでした。しかし、前半15分に先制されたものの、後半85分に1点を入れ同点、アディショナルタイムに逆転ゴールを決め、勝利することができました。最後まで粘り続けられたのは、体力増強のために始めた素走りの成果だと感じています。
― 最後に今シーズンを振り返って、そして来シーズンに向けて一言お願いします。
優勝できたことは素直に嬉しいです。やってきたことは間違いないという自信が持てたので、結果に驕ることなく継続し、もう一度入替戦に出られるようにしっかり取り組みたいです。
今後もサッカー部へのご声援をよろしくお願いします。
試合結果
第1節 5/13 対徳島大学 2-2
第2節 5/21 対香川大学 4-1
第3節 5/27 対鳴門教育大学 1-2
第4節 10/7 対徳島大学 2-0
第5節 10/14 対香川大学 1-1
第6節 10/21 対鳴門教育大学 2-1
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