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- KUT Youth Ambassador 第10号・第11号が誕生
浅野 ひなたさん(システム工学群 4年)と植木 涼太さん(修士課程 情報学コース 1年)が、KUT Youth Ambassadorに任命されました。
KUT Youth Ambassadorは、まさに本学の「大使」として、海外に本学の魅力を伝えていく役割を担います。本学の学生のうち、高度な英語力を身につけ、海外での積極的な国際交流活動の実績を持つ学生から選ばれ、浅野さんと植木さんは、制度創設から数えて10・11人目のKUT Youth Ambassadorとなります。
6月10日、松崎 公紀国際交流センター長から任命書を手渡され、激励を受けた二人は、新たなチャレンジに希望を持ち、胸を弾ませている様子でした。
- 浅野 ひなたさんのコメント
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私が英語に興味を持ったのは、「宇宙飛行士になる」という自身の目標を実現するために、英語力が不可欠だと考えたからです。その目標のため、「チャンスにはすべて手を挙げる」という信念のもと、入学当初から英語や異文化に触れる機会に積極的に挑戦してきました。
特に印象深い経験は、2年次後半からスペインの大学の航空宇宙工学科に半年間派遣留学したことです。
異文化の中で生活し、海外で同じ分野を学ぶ学生たちと議論を交わす中で、私は「疑問を持ち、自分の意見を主張すること」の重要性を強く実感しました。日常の会話でも、授業のなかでも、 "What do you think?" と頻繁に意見を求められました。日本ではあまり経験のなかったことで最初は戸惑いましたが、完璧でなくても自分の言葉で発言しようとする姿勢が重視されることを知り、積極的に発言するようになりました。この経験を通して、国際的な環境で必要とされるコミュニケーションの在り方を学ぶことができました。そして、こうした姿勢は、国際社会で活躍する一人の人間として、また航空宇宙工学を志す学生として不可欠だと考えています。これらの貴重な経験を積むことができたのは、常に挑戦を後押ししてくれた工科大のサポートがあったからこそであり、心から感謝しています。
工科大には、経験豊かな教授陣による指導と、学生の挑戦を支える学習環境が整っています。KUT Youth Ambassador として、これまでの経験を活かしながら、本学の魅力と可能性を国内外に向けて発信していきたいです。
- 植木 涼太さんのコメント
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英語を勉強しようとしたきっかけは、国際交流会館への入居でした。
大学入学直後は英語が全く話せず、苦手意識があったことにより、留学生と話さずにいました。しかし、様々な文化を持つ彼ら、彼女らともっとコミュニケーションをしたいと感じ、国際交流プログラムに積極的に参加しました。2年生になった時、スペインから3人の留学生が来日し、彼らとよく過ごすことになりました。流暢に英語を話せていたわけではありませんでしたが、彼らの優しさと温かい人柄に支えられ、英語を使うことへの苦手意識を持たずに、自然にコミュニケーションを取れるようになっていきました。彼らとの交流を通じてスペイン文化に興味を持つようになり、3年次1学期にスペインへの科目履修留学を決意しました。初めての土地で英語が通じるかもわからないという不安がありましたが、来日していたスペインの友人たちのサポートで安心して充実した日々を過ごすことができました。このことがきっかけで、日本に来ている留学生たちのサポートをすることで不安をなくし、日本滞在を楽しい思い出で溢れるような生活にしたいと思い、国際交流活動により一層力を入れるようになりました。
現在は国際交流会館での留学生のサポートに携わるとともに、国際学会での研究発表を目指して日々努力しています。
これらの経験を通して、日本と世界をつなぎ、誰もが不安を感じることなく楽しく生活できるような社会の実現に貢献できる仕事に携わりたいと考えるようになりました。
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