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- 樋野 優人さんが応用物理学会で「Poster Award」を受賞
博士後期課程 基盤工学コース3年(発表当時2年)の樋野 優人さん(指導教員:機能性高分子化学研究室 林 正太郎教授)が、3月に開催された第73回(2026年)応用物理学会春季学術講演会においてPoster Awardを受賞しました。

同賞は、応用物理学の発展に貢献しうる優秀なポスター講演を行った発表者に対し贈られるもので、今回はポスター講演総数947件のうち、約2%にあたる20件が選出されました。
受賞した研究のタイトルは「光-熱二重制御によるアントラセン系結晶の反応中間状態の直接可視化」。
アントラセン系結晶の光学異方性も考慮することで、結晶応答の時間と頻度を制御できることを示し、将来のエネルギー変換応用を見据えた取り組みについて発表しました。

受賞を受けて、樋野さんは「D1(博士後期課程1年)の頃に書いた研究遂行力の自己分析で、化学だけでなく応用物理の分野でも活躍していきたいと記していました。この2年あまり継続してアントラセン系結晶の研究を探究し続けてきたことで、それが少し達成できたのかもしれません」と自身を振り返り、「今回の発表では、数式の物理的解釈や実験的に工夫したことなど、有機分子・バイオエレクトロニクスに携わっている研究者の方々と深く議論することができ、非常に楽しかったです。今後も、化学の基礎を大切にしながらも、従来の価値観を破壊するような研究をアウトプットできるよう頑張りたいです」と語りました。
またあわせて「学業面から日頃の研究面まで非常に多くのご指導を頂きました林 正太郎教授と、親身なご支援を賜りました松尾 匠助教に深く感謝申し上げます。そして博士後期課程を通じて、本研究に関わっていただいたすべての方々に感謝申し上げます」と感謝を伝えました。
本研究はJSPS科研費 JP25KJ2045の助成を受けたものです。
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