研究設備

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最先端研究を支える最新の装置・設備がそろっています。学生たちもこれらを使用し、様々な実験ができる点も高知工科大学の特徴です。機器一覧および使用方法は、共用研究機器使用要領・機器一覧をご確認ください。

研究設備紹介 (抜粋)

MRI(磁気共鳴画像装置)

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磁場と電波を使い、非侵襲的に体内を画像化する装置です。CTのようなX線被曝を受けずに、体の中の様々な部位をあらゆる角度で撮像し画像にすることができます。また、神経活動に伴う脳の血流動態を画像化できるので脳の機能を調べることができます。

風洞実験装置

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航空機の模型などを、その試験部の一様で乱れの少ない流れの中に置いて空気力学的な特性を求めます。

NMR (超伝導核磁気共鳴装置)

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有機化合物を対象にした分子構造を解析するための装置です。測定したい化合物を強い磁場の中に置き、ラジオ波領域の電磁波を照射することで、核スピンのエネルギー吸収、放出現象を測定します。

スーパーコンピュータ

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CPU2つに加えて高速な計算を行うGPUを2つ搭載する計算機を、32台接続して構成したスーパーコンピュータです。これを利用して、津波のシミュレーションなど大規模な計算を行っています。

SEM (走査型電子顕微鏡)

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光学顕微鏡では光の波長が長いので1mmの1000分の1くらいの分解能しかありません。この顕微鏡は波長の短い電子を使うので、金属や新素材の細かい組織や生物の複雑な形状が観察できます。

TEM (電界放射型透過電子顕微鏡)

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薄膜試料(観察対象物)に電子線を透過させ、試料中で、原子により散乱・回折された電子を観察する顕微鏡。物質の内部構造を観察でき、微細構造の解析に最適の機器。電子材料の結晶構造を調べ性能を評価する実験を行います。