2018.6.27イベント / 在学生・保護者 / 地域・一般 / 学生生活

附属情報図書館(香美キャンパス)で夜間を想定した地震避難訓練を実施しました

2017年12月4日から、香美キャンパスの附属情報図書館は、24時間開放※されています。※24時間は学内利用者のみ(教職員・学生)

いつでも自主学習の場として利用でき、開放エリアも拡大され、自動貸出・返却機での手続き処理などもできて便利になり、夜間の利用者も増えています。そのため 図書館スタッフがいない夜間の災害対策は重要であり、6月26日附属情報図書館(香美キャンパス)では2回目となる地震避難訓練を実施しました。この訓練では、安全のためも含めて評価者としての教職員は館内におりましたが、夜間を想定した訓練でしたので、教職員による誘導や指示は一切行いませんでした。

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18時20分、地震発生の館内アナウンスが流れ、普段は夜間も消えることのない照明を消して停電時を想定し、避難場所まで自主的に避難をするという訓練に、約30名の学生が参加しました。

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3階建ての図書館から、安全にどこから外へ出ることができるのか、誘導者がいない夜間は特に学生本人が判断し自発的に避難しなければなりません。

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避難の様子を確認していた事務局の評価者から 「こういった大きな建物では必ず相対的な方向にも非常口が設置されています。今日使用した非常口が使用できないことなども想定して日中などに確認をしておいてください。ここ図書館でなくても、その建物の立地している周囲のことや、方角、非常口などは確認することを身につけてください。館内にあるLEDライト付きヘルメットを装着して、ほかの学生を誘導する姿も見られ大変嬉しく感じました。地震が発生したときに、できれば声を掛け合い協力して避難をするようにしてください」と訓練後に参加者を集めて講評しました。

また附属情報図書館 篠森 敬三 館長は、「学生が自主的に考えて安全に避難することが重要で、自分や周りの学生の安全を確保して迅速に避難できていたと思います」と評価していました。

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避難訓練を繰り返すことは、とっさの時の行動の基盤となり、重要な位置づけとなっています。高知工科大学では、このような夜間や日中授業中を想定した全学を対象とした避難訓練や、ネットワーク関連でも防災訓練を実施するなど、災害時にも迅速・的確に対応できるよう努めています。

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