2018.12.10イベント / 在学生・保護者 / 地域・一般 / 地域貢献 / 学生生活

学生団体主催の防災イベントを開催しました

12月9日 本学香美キャンパスで、高知工科大学の学生団体「防災ボランティア団体KPAD」と高知県立大学の学生団体「イケあい地域災害学生ボランティアセンター」が協力し、防災イベント開催しました。

日頃防災について触れる機会の少ない方にも、防災への関心を高めてもらいたいと企画しており、当日は大学生や高校生、地域の方々が参加しました。

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午前中は、体を動かし楽しく学べる「防災運動会」の企画で防災イベントへの敷居を低くし、午後からは各出展ブースを回りより専門的に学べる「防災スタンプラリー」が企画されるなど、段階を踏んだプログラムが実施されました。

「防災運動会」では、学生が防災知識をもとに考えたカルタ、○×クイズ、借り物競走、担架リレーなどの競技が行われ、答え合わせやレクチャーの時間もあり、参加者は楽しみながら基本的な防災知識を身につける事ができました。
競技後には、地域の方々と学生が協力して作った約100名分の豚汁やおにぎりの炊き出しが振る舞われ、寒空の下での温かい料理の有り難みを経験しました。

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「防災スタンプラリー」では学生団体の出展の他に、香美市消防団や自衛隊の方々からの出展協力があり、消火器訓練や放水体験、震災支援でも行われる"手浴"の体験コーナー、西日本豪雨の派遣時の写真や被災地での炊き出しに実際使用された車輌の見学などを通して、より実践的な学びを深めることができました。

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参加者からは「防災イベントと聞くと堅苦しいイメージがありましたが、今回の様に楽しい中でもしっかり防災知識が学べることを知り、このようなイベントが増えてほしいと思いました。防災運動会中、毛布と棒を使った簡易担架の作り方レクチャーがあり、本当に簡単に作れると驚きましたが、逆に知らなければ絶対作れないので、日頃から学んでおくことの重要性を改めて感じました」などの感想がありました。

主催した防災ボランティア団体KPADの宮尾 将史さん(情報学群 2年)と、イケあい地域災害学生ボランティアセンターの山崎 正芳さん(社会福祉学部 2年)は、
「災害が起きた場合でも迅速な支援が行えるよう日頃から防災に係わる学生同士の連携も深めておきたいと、今回共同でイベントを開催しました。今回の開催は、今後の両団体の連携強化に繋がる良いきっかけになったと思います。多くの方に防災への関心を高めてもらうため「楽しみながら学べる」をモットーに年間数回、防災イベント実施しています。将来南海トラフ地震が発生した際に主体となって動ける人材の育成に向けて、今の小学生~大学生など若い世代にも参加してもらえるような防災イベントを今後も工夫し開催したいです」と意気込んでいました。

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