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- 第8回流域圏学会総会・学術研究発表会で学生が優秀賞を受賞
10月6日(土)、高知大学物部キャンパスで開催された「第8回流域圏学会総会・学術研究発表会」において、若槻 祐貴さん(大学院修士課程 環境数理コース 1年)が、優秀賞を受賞しました。
本学会発表は、山・川・海をつなぐ流域圏に係る研究や、社会活動に携わっている関係者の横断的な意見や情報の交流を深める場になることを目的として開催されています。
若槻さんは、特別セッションで、「ディープラーニングによる四万十川津野川観測所水位のモデリング」と題して、ディープラーニングを用いて、洪水時及び渇水時を含む連続した水位のモデル化が可能であることについて研究成果を発表し、その発表内容、質疑応答等が5件の学生・院生の発表中最も優秀であると評価され受賞しました。
受賞した若槻さんは「受賞した喜びは勿論ですが、自分は人工知能を使った河川、小河川の水位予測モデリングに関する研究に取り組んでおり、本大会には、流域圏の研究に関し詳しい方が多く参加されていて貴重な意見を聞くことが出来て、今後の研究においても大変有意義でした。今回の受賞は、一緒に研究をしてきた中根教授のご指導や研究室のメンバーの協力、他の先生方の助言をいただき研究を進めることが出来たおかげであり、光栄であるとともに大変感謝しています。今後は、更に研究を進め、より高精度な水位予測のモデルを開発し、この分野に興味を持つ学生が多く集まり、研究が更に進展し研究室がより盛り上がる事と、将来、更なる高精度なモデリングシステムを開発し、実際に地域防災に役立ちたいと思っています」と、喜びと今後の抱負を語ってくれました。
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