2018.11.21受験生 / 国際交流 / 地域・一般 / 地域貢献

高校生英語即興スピーチに高知工科大学学長賞を授与

11月18日、高知県教育センター本館において「第47回高知県教育文化祭 第71回高知県中学・高校英語弁論大会(高等学校の部)」(高知県高校教育研究会英語部会との共催)を開催し、英語スピーチの「即興部門」で優秀なスピーチをした高校生に高知工科大学学長賞を授与しました。

☆IMG_0080.jpg

本学は、在学生に向け海外研修や国際サマースクール等を企画するなど、グローバル教育に力を入れています。
本大会の開催趣旨「高校生が英語での発表をとおして英語学習のモチベーション及び英語力を向上させるとともに、高等学校における英語教育のグローバル化を促進させる」に賛同し、大学として共催しました。
本学の長﨑 政浩 教授(共通教育教室/地域教育支援センター長、地域教育高度化研究室長)とGordon Bateson 教授(共通教育教室)が、これまで英語スピーキング指導に関する共同研究を行うとともに、本大会の企画立案に関わっており、当日は審査員として参画しました。

本年度の「即興部門」のトピックは"A most important lesson I've learned so far in my life"(これまでに人生で学んだ最大の教訓)で、高校生は3分間の準備時間のあと、2分間の即興スピーチを行いました。
スピーチを聞いた聴衆は、短い準備時間にも関わらず、自分自身の成功体験や失敗談をうまく盛り込みながら、十代の若者らしく、生き生きと主張する高校生の姿に感銘を受けていました。

☆写真.jpg

審査委員長を務めた長﨑教授は「即興スピーチも新しい段階に入ったようです。特に、具体的なエピソードを盛り込みながら、スピーチ全体を効果的に組み立てられるようになってきたこと。さらに、聴衆を前にしても、落ち着いて、自信をもって語れるようになってきたこと。この2点は、これまでから飛躍的に進歩した部分でした。学校現場での指導も充実してきたことが伺われました」と本大会についての感想を述べました。

大学入試へのスピーキングテストの導入が迫るなど、英語教育は転換期を迎えています。
本学としても、高知県の英語教育改革の一助となるべく、今後も本大会の即興部門の充実を図っていきたいと考えています。

高知工科大学学長賞 受賞者

【Excellent Communicator】
雨森 街子さん(梼原高等学校 2年)

【Excellent Speaker】
佐藤 碧衣さん(嶺北高等学校 2年)

【Excellent Entertainer】
中島 怜大さん(土佐高等学校 2年)

☆IMG_0081.jpg☆IMG_0083.jpg☆IMG_0082.jpg

RELATED POST

関連記事