2019.1.25国際交流 / 在学生・保護者 / 学群・大学院 / 研究

「トビタテ!留学JAPAN 留学報告会」を開催しました

1月23日、「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」でタイに5ヶ月間留学した浦西 励さん(環境理工学群 4年)の留学報告会を香美キャンパスにて開催しました。

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トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」は、学生自らが立案したプロジェクト等「実践活動」に焦点を当てた留学が支援される、官民協働で取り組む海外留学支援制度のことです。

本制度第9期募集の理系、複合・融合系人材コースで採用された浦西さんは、「IoTを用いた次世代のフィールドサイエンティストを目指して」というテーマでタイのブラパ大学に留学し、マングローブ林に自作のIOT気象センサーを設置して育成環境測定などの調査を行いました。

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環境理工学群の物理統計学研究室(古沢 浩 教授)に所属し、県内外のフィールドに出て調査する中で研究することが面白くなったという浦西さんは、海外のフィールドでも調査したいと思い、まず第8期に応募しましたが結果は不合格でした。
不合格の理由を"自分にこれといった強みがないことだ"と分析し、プログラミングや電子回路設計を学びながら自作IOT気象センサー製作という強み作りに挑戦しました。そして10ヶ月間の試行錯誤の末に完成させた機器を面接試験会場に持ち込み留学への熱意を伝え、第9期の合格へとつなげました。

タイに留学できて良かったことの一つを、英語以外にタイ語を学べたことと語り、「大学での講義や研究、地元の人や友人との交流のためにタイ語を必死に勉強し、コミュニケーションが取れたか取れなかったかで一喜一憂する自分がとても新鮮でした」と振り返りました。

帰国後も、海外のフィールドも視野に入れ研究に取り組み、植物の抗酸化強度試験等のより高度な研究に挑戦したいと、先を見据えて熱く語ってくれました。

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報告会終了後には、留学に興味を持った学生が「どのように実現すればいいのか知りたい」「留学先で大変だったことはなんですか」など、浦西さんの周りに集まり質問していました。

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