- トップページ
- NEWS & TOPICS
- 学生団体「KPAD」が地域の災害ボランティアイベントの開催に協力
1月19日、南国市で開催された災害ボランティアイベント「Let's災ボラ大運動会」(香美・南国・香南三市の社会福祉協議会 主催)において、高知工科大学 防災ボランティア団体KPADの学生が企画・運営に協力しました。
主催する三市の社会福祉協議会は、地震や風水害等の災害発生時に災害ボランティア活動が円滑に行われるようにと、地域住民に向け毎年研修等を開催しています。
今年度は、災害後の支援拠点となる「災害ボランティアセンター」についてより多くの方に知ってもらうため、幅広い年齢層が親しみやすい"運動会"形式での研修を初めて試みました。
「やって楽しい防災を!」をモットーに地域で防災授業や防災運動会などを行う本学KPADの学生も、7月頃より計12回開かれた企画会議から、楽しみながら学べるようにプログラムを提案するなど参画してきました。
当日は家族連れや中学生などを含む地域の方々約90名が参加し、防災道具の確認をリレー形式で行ったり、水の入ったペットボトルで土嚢の重さを体験するなどしました。
終了後には、「防災について学ぶ機会は今までにもあったが、今回のイベントでさらに興味が湧いた」「災害ボランティアセンターについて知ることができ、支援に参加したいと思った」などの感想が寄せられ、多くの方に知識を身につけてもらえた他、研修自体への参加ハードルを下げることにも成功したようでした。
KPAD代表の宮尾 将史さん(情報学群 2年)は、「今まで支援活動を行う中で、被災者にとって重要な組織となる災害ボランティアセンターの果たす役割の大きさを痛感しました。そして、その思いをもとに三市の社会福祉協議会様と今回の企画を検討してきました。堅苦しくなってしまいがちな防災や災害ボランティアセンターに関する知識を、KPADの学生が生み出す「楽しさ」で中和し、来場者の方も受け入れやすくなっていたら嬉しいです」と振り返りました。
南国市社会福祉協議会の久保様からは、「凝り固まった考えではなく、学生ならではの柔軟な意見をもらえたことは、イベントをより良いものにするための大きな助けになりました。今後も防災と災害ボランティア、密接に関わるワードですので、縁が切れることなく一緒に活動できればと思います」と感想をいただきました。
RELATED POST
関連記事