2019.2. 4在学生・保護者 / 学群・大学院 / 研究 / 研究者・企業

小廣教授と宇治電化学工業の共同プロジェクトを「新機能性材料展2019」に出展

1月30日から2月1日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された「新機能性材料展2019」に、 小廣 和哉 教授(総合研究所/環境理工学群)と宇治電化学工業株式会社の共同プロジェクト「MARIMO(金属酸化物ナノ粒子の多孔質球状)構造体の大量合成技術」を出展しました。

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産学連携による本共同プロジェクトで大量合成技術を確立した「MARIMO(金属酸化物ナノ粒子の多孔球状)構造体」とは、数nmの金属酸化物粒子が多数集合した直径200~500nmの多孔質球状構造体のことで、多孔質・大表面積・球状・中実または中空(殻厚制御可)という特異な構造をしています。
粒径が揃っているため物質表面に単層配列できる他、要望に合わせて数種類の金属酸化物の複合化も可能で、新規な物性を持つ材料として応用できます。

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出展ブースでは、MARIMOの大量合成技術に関する説明やMARIMOを用いた実用事例に加え、義歯向けの新接着剤を開発したYAMAKIN株式会社の実用化事例などを紹介しました。

さまざまな実用化の可能性を秘めたMARIMOについて、ブースを訪れた企業の方々からは多数の賞賛の声と、MARIMOを用いた応用事例に関する様々な相談をいただきました。

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