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中国・成都の日中大学フェアで本学をアピール

5月25、26の両日、中国科学技術部と日本の科学技術振興機構(JST)共催の「日中大学フェア&フォーラム in China 2019」が四川省・成都で開かれました。

本学からは磯部 雅彦 学長山本 哲也 教授(総合研究所 マテリアルデザインセンター長)、李 朝陽 教授(システム工学群)、先川 信一郎 特任教授(国際交流センター)と事務局の3人が参加し、中国の各大学の学長や研究者、一般参加者に本学の研究力をアピールしました。また、日中学長円卓会議や学長個別会談では、本学との学術研究協力と、博士課程への留学を呼び掛けました。

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「日中大学フェア&フォーラム」は、日中の大学間で行われる最大規模の国際交流イベントであり、日中合わせて80の大学関係者と、一般参加者、企業関係者を含め、約1200人が成都に集まりました。

初日の開会式では、中国国際人材交流協会の張 建国 副主席より「日中両国は科学技術の特徴を補える関係にあり、大きなポテンシャルがある。産学官連携に関連する機関との間で交流を活発にしたい」とあいさつがあり、これに対し、JSTの甲田 彰 理事が「この機会に中国の大学・研究機関との協力関係を構築し、新たな時代のイノベーション人材を共同で育成しよう」と応じました。

続く日中学長円卓会議では、「日中共同研究をいかに推進するか」のテーマに注目が集まり、本学や早稲田大学、お茶の水女子大学、首都大学東京、長春理工大学、西南交通大学、貴州大学などの代表が意見交換をしました。その中で磯部学長が「学生が日中双方で活躍できるよう、日中双方の大学の研究者が、同じ学生の研究を指導する"Co-Supervison" の形をとってはどうか」と提案し、賛同を得ました。

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翌日の日中大学フェアでは、本学のブースに中国の大学関係者や一般参加者が訪れ、大学院博士後期課程に必要な英語レベルや奨学金制度、高知の魅力について熱心に質問していました。学長個別会談では、磯部学長と、トップレベルの研究者を養成することで有名な中国科学院大学(北京)の苏刚(Gang Su)・副学長が、大学間協定を結ぶことで一致しました。

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一方、同会場で同時に開催された「日本新技術展」では、山本教授が、第3世代のセラミックス(酸化物・窒化物)薄膜の成膜装置・表面加工装置の最先端技術について発表すると、訪れた中国の企業関係者が「ぜひ、この装置を購入したい。どこに問い合わせればよいか」と、強い関心を示していました。

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