2019.6.14在学生・保護者 / 地域・一般 / 地域貢献 / 学生生活

学生団体「KPAD」が高知県総合防災訓練に参加しました

6月9日、本学香美キャンパスおよび隣接する鏡野公園において開催された「高知県総合防災訓練・地域防災フェスティバル」(主催:高知県・南国市・香南市・香美市・本山町・大豊町・土佐町・大川村の防災会議)に、防災ボランティア団体KPADの学生12名が参加しました。

本訓練は、南海トラフ地震や台風、集中豪雨など実際に起こりうる災害を想定し、県、市町村及び各防災関係機関による実践的な応急対策とそれぞれの連携した訓練を実施することにより、総合的な防災体制の確立を図るために開催されており、今年で44回目(地域フェスティバルは14回目)となります。

KPADは各実施機関と協力し、水防工法訓練の基本となる「積み土のう工法」、倒壊家屋における火災の発生を想定した「初期消火訓練」、および「仮設医療救護所開設・運用訓練」に負傷者役としても参加しました。医療救護訓には、災害医療チーム「DMAT」も参加し、訓練のシナリオが途中で変更され、急遽対応が迫られる場面もありましたが、学生達は慎重に対応し、災害発生時さながらの訓練に真剣に取り組んでいました。

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KPAD代表の守時 大介さん(環境理工学群 4年)は「高知県総合防災訓練に参加し、災害発生時の状況に近い訓練を目の当たりにして、KPADの足りない部分、課題が見えたように感じました。 本当の災害が発生した時に私たち学生ができることはどういうことなのか、何をすべきかということを改めて考えさせられました。
特に今回の訓練で行われたことは、災害救護等の専門家の方々が集まったからこその動きであり、災害発生時はさらなる混乱や人員不足が考えられます。そういった非常事態に対応できるよう、学生や地域の方に防災のことを考え、知っていただけるような活動をしていきたいと思います」と訓練に参加した気づきと、今後の活動について語ってくれました。

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