2019.7.19在学生・保護者 / 学群・大学院 / 研究 / 研究者・企業

松本准教授が日本設計工学会功労賞を受賞

システム工学群 ものづくり先端技術研究室の松本 泰典 准教授が、公益社団法人日本設計工学会の功労賞を受賞しました。  

日本設計工学会の功労賞は、設計工学の分野における教育に多大な功労のあった教育者に対して、その功労を称え、設計工学の発展に寄与した業績を顕彰するものです。

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松本准教授は、担当している設計講義で7年間の企業経験を生かし、理論と実践を常に意識して効果的に授業を行っています。
研究室では、ダイレクト製氷方式の次亜塩素酸スラリーアイス生成装置や果樹などの香りや成分を損なわないまま濃縮する凍結濃縮システムを地元企業と共同で開発するなど、様々な研究分野で科学技術の振興と地域産業の発展に貢献しています。

それらの研究開発現場には、必ず学生を参画させ、学生が最新の設計技術に触れるなど、講義で得た知識を現場で活用する実践教育を展開しており、そのような教育・研究実績が高く評価され、本賞を受賞しました。

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松本准教授は、「栄えある賞をいただき大変光栄です。企業経験を生かし、"実践と理論の両輪で学ぶ"ということを基本スタンスに教育してきました。研究開発の実践を通じたコミュニケーションを、教育の一環として位置づけ指導してきた結果、学生が共同研究企業から研究者として高く評価されたり、希望する企業に就職していく姿を見ると大変嬉しく 思います。今回の受賞を機に初心に戻り、今後も実践を通じ学ぶことを意識した教育活動を続け、更なる研究開発に邁進していきたいと思います。日頃ご協力いただいている皆様に感謝申し上げます」と、受賞の喜びと今後の抱負を話してくれました。

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