2019.7.26国際交流 / 在学生・保護者 / 学群・大学院

留学報告会および海外渡航危機管理セミナーを開催しました

7月17日、香美キャンパスで「留学報告会」および「海外渡航危機管理セミナー」を開催し、留学に興味を持つ学生や海外渡航を控えた学生など約40名が参加しました。

留学報告会では、2019年1月から5ヶ月間、タイのチュラロンコン大学工学部に留学した此尾 友花さん(システム工学群 3年)が、留学で経験したことを発表しました。

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タイ最古の国立大学であるチュラロンコン大学は国内最高学府と言われる名門校で、本学は同大学工学部と2005年より国際交流協定を締結し、教員・研究者、学生、学術情報の交流及び共同研究活動を行っています。

此尾さんは、海外研修やサマーキャンプでタイを訪れた経験から同国に興味を持ち、本学学生が今までに留学したことのない新しい環境である等の理由から同校への留学を希望し、語学力などの条件をクリアして派遣留学を決めました。

報告会では、より実践的な英語を学ぶためにプレゼンテーション系の授業を多く履修したことや、留学中に知り合ったタイの学生と共に、貧困と教育の課題解決に向けたボランティア活動を行ったことを発表しました。
また、留学を振り返り「工学部でのプレゼンテーションは、工学的知識やマネジメントの観点を盛り込むなど具体的な内容が要求され、発表後のセッションも発表内容の実現に向けた現実的で厳しいものでした。さらに、周囲の学生のレベルは語学、専門知識ともに非常に高く、毎週の授業に対してプレッシャーやストレスも感じました。しかし、あえて高いレベルに身を置くことで多くを得ることができました」とインタビューに答えてくれました。

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このように、留学、研修、学会発表など様々な場面で在学生の海外渡航が増えていることから、留学報告会後には、東京海上日動火災保険株式会社の松本 佳奈 氏を講師に迎え、「海外渡航危機管理セミナー」を開催しました。留学前にしておくべき準備や留学中の注意事項が紹介され、参加者は真剣に耳を傾けていました。
(本セミナーは、後日永国寺キャンパスでも開催されました。)


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海外渡航する際の危機管理・手続きについての相談は、事務局の国際交流課(香美キャンパス)、教務課(永国寺キャンパス)で受け付けているほか、大学ウェブサイトにも情報を掲載しています。

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